2023/10/29 08:37:56
今日は日田駅から耶馬渓に向かいます。
通年だと、この時期は紅葉が良いようですが、今年は暖かい日が続いたので、見ごろまではもう少し先みたいです。
2023/10/29 09:42:32
国道210号を玖珠町方向に走っていたら、観音の滝がありました。
観音の滝は、慈恩の滝、桜滝とともに天瀬三瀑(天瀬の三瀑)の一つとされています。
落差約20mあり、滝の中央部の凹凸が観音菩薩のように見えることから、観音の滝と呼ばれているそうです。
2023/10/29 10:16:27
天ヶ瀬温泉は別府温泉、由布院温泉とともに豊後三大温泉の一つです。
玖珠川沿いにホテルや旅館が建ち並んでいます。
かつては河川敷を掘ればどこでも温泉が湧いたとそうです。
河原には何か所か、共同露天風呂がありますが、丸見えです。
2020年7月7日に発生した「令和2年7月豪雨」で、玖珠川が氾濫し温泉街が大きな被害に遭っています。
道沿いの建物に、ここまで水が来たという標示もありました。
2023/10/29 10:42:07
慈恩の滝は、万年山から流れる山浦川の最も下流にあり、大蛇伝説や龍神伝説が残っていて、龍のモニュメントがありました。
上滝20mと下滝mの二段の滝で、漂う冷気と豪快な水しぶきは迫力があります。
滝の裏側にも入れたのですが、「令和2年7月豪雨」による被害のため通行禁止になっています。
近くには「道の駅慈恩の滝くす」があります。
2023/10/29 11:37:49
豊後森駅JR九州久大本線の駅で、玖珠町の中心駅です。
1929年(昭和4年)に大湯線の豊後中村-豊後森の開通に伴い開業しました。
1934年(昭和9年)に大分と久留米が繋がったことに伴い久大線に編入されました。
かつては宮原線(恵良-豊後小国)の列車も乗り入れていました。
宮原線は第1次特定地方交通線に指定され、1984年(昭和59年)に廃止されています。
2023/10/29 11:46:59
旧豊後森機関庫は、1934年(昭和9年)の久大線の全線開通とともに完成しました。
石炭や水等の補給基地として、また急峻な水分峠越えを行うための機関車の交換等で豊後森機関区は非常に重要な役割を果たした。
最盛期は1948年(昭和23年)頃で、車両25両・乗務員他職員217名の配置があったといわれています。
機関庫は直径18.5mの転車台を中心に半径約47mで放射状に広がっています。
2009年(平成21年)に機関庫と転車台が「旧豊後森機関区の関連遺産」として近代化産業遺産に認定されています。
また、2012年(平成24年)に機関庫及び転車台が国の登録有形文化財に登録されました。
2023/10/29 11:40:59
旧旧豊後森機関庫のミュージアム施設で、入場料は100円でした。
展示物は決して多くはありませんが、冬至の写真や史料が展示されていて、手に取って見ることができました。
多くの子供たちが、工作を楽しんでいました。
2023/10/29 11:58:24
静態保存されている蒸気機関車は、「キューロク」という愛称で親しまれ、1919年(大正8年)に製造された蒸気機関車です。
この蒸気機関車は、大正8年(1919年)から昭和49年(1974年)までの55年間、長崎本線や唐津線で旅客、貨物の輸送に活躍しました。
なかでも昭和20年(1945年)8月9日、長崎に原子爆弾が投下された時期には、多くの人、被災された方々を乗せて走ったそうです。
人命救助や日本の文化の交流、経済の発展に多大な貢献をしてきました。
2023/10/29 13:08:29
玖珠町から深耶馬渓への山移川沿いの道は、深い谷にかきわけて入り込む感覚になります。
県道28号沿いには、様々に名付けられた岩が並んでいます。
軍艦岩は軍艦に見えるから名付けられたそうですが、軍艦とは少し違うような感じがします。
一目八景展望台から軍艦岩まで遊歩道が整備されていました。
2023/10/29 13:14:34
一目八景展望台は若葉もみじの新緑から錦もみじの紅葉期まで、一年中鮮やかな景観を見せてくれる深耶馬溪の中心地にあります。
群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺の八ツの岩を見ることができます。
一目で八景を一望できることから名づけられた深耶馬溪の代表的な景勝地です。
10月下旬から11月上旬にかけて紅葉が見ごろだそうですが、暖冬の影響でかなり遅れているみたいです。
2023/10/29 13:35:10
駐車場に自転車を置いて、遊歩道を散策してきました。
仙人ヶ岩の看板があったので、矢印の方向を見ると、山頂の付近に細長い岩がいくつか立っています。
仙人が数人集まっているように見えるので、仙人ヶ岩と名付けられたそうです。
2023/10/29 13:36:10
仙人ヶ岩の看板のすぐ先には、烏帽子岩の看板がありました。
神職の装束の烏帽子(帽子)に似ている岩だそうです。
確かに烏帽子に似ていますね。
2023/10/29 13:45:45
遊歩道の終点には山移川を渡る橋にでます。
大きな岩がゴロゴロしていて、川がとても綺麗で、泳いでいる魚もよく見えます。
遊歩道をゆっくり散策しても20分ほどでした。
違う目線で深耶馬渓を楽しむことができました。
2023/10/29 14:28:02
耶馬渓ダムは、山移川に、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道・工業用水の供給や発電を目的として建設された多目的ダムです。
堤頂長313m、高さ62mの重力式コンクリートダムで大分県下でもトップクラスのダムです。
ダムに寄って造られた耶馬溪湖では、水上スキーやウェイクボードなどのウォータースポーツも盛んに行われています。
ダムカードは耶馬渓ダム分室で頂くことができました。
2023/10/29 15:08:54
途中からメイプル耶馬サイクリングロードで、旧山国町へ向かいました。
耶馬サイクリングロードは、旧大分交通耶馬渓線の廃線跡を整備された自転車道です。
駅があった場所には駅名標や休憩場所がありました。
今日の宿までは、もうひと踏ん張りです。