2023年10月28日 添田駅から日田駅まで
写真レポート
2023/10/28 10:26:06
添田駅
前回、添田駅のお邪魔したのは、今年の3月のことです。
その時は新飯塚駅から田川市や英彦山神社を回っていました。
予定では英彦山神社から日田駅方向に走るつもりだったのですが、連日の雨予報で添田駅をゴールに変更しました。
今回は前回走れなかったコースを走ってきます。
添田駅はBRTひこぼしラインの駅で、列車のホームでBRTに乗り継ぐことができます。
2023/10/28 10:26:16
旧添田駅
前回お邪魔した時は、添田駅の標示があったのですが。既に取り外されていました。
2017年（平成29年）におこった、平成29年7月九州北部豪雨の影響で、添田－夜明で不通になりました。
鉄道での復旧に上下分離方式の導入を求めるJR九州側と、費用負担に難色を示す沿線自治体の間で協議が難航しました。
JR九州はバスによる復旧を示し、一部区間の線路敷をバス専用道路に転用して運行するBRTの導入をすることで周辺自治体と合意しました。
2020年（令和2年）8月に着工され、2023年（令和5年）8月28日に日田彦山線BRTとして開業しました。
2023/10/28 11:06:48
彦山駅
BRTの駅になるまでは、英彦山神社をモデルにした木造の立派な駅舎でした。
彦山駅から宝珠山駅までが日田彦山線の跡地を利用したBRT専用区間です。
添田駅から県道52号などで彦山駅へ向かい、専用道のゲートからBRT専用区間に入ります。
2023/10/28 12:38:39
小石原焼窯元
彦山駅から国道500号を上り切り東峰村に入った所に、屋根が付いた東屋と小石原焼の窯元がありました。
小石原焼は1682年に福岡藩3代目藩主の黒田光之が、磁器の生産が盛んだった伊万里にならい、焼物を作り始めたのが起源と言われています。
小石原地区は陶器に適した土と登り窯の燃料となる木々に恵まれていたため、約350年にわたり焼き物が作られ続けてきました。
現在は40軒以上の窯元が集まり、多くの窯元にはギャラリーを併設しています。
2023/10/28 12:41:29
行者杉
樹齢200～600年余を超える杉の巨木群です。
広さ約4.68ヘクタールにわたり、375本の杉の巨木が乱立しています。
かつて修験者たちが峰入修行の際に、重要な修行場であった小石原の地に奉納植栽したものだそうです。
2023/10/28 12:46:25
大王杉
行者杉の中で最も大きな杉が「大王杉」です。
幹周約830cm、樹高約55m、樹齢推定600年とされています。
大王杉は行者杉のうちひと際大きな杉で、全国の国有林の代表的な巨樹・巨木である「森の巨人たち百選」に選定されています。
2023/10/28 12:49:44
国境石
この石碑は、豊前と筑前の国境いであることを示しています。
背中合わせに埋められた石には「従是西筑前領」「従是東豊前領」と刻まれています。
1700年（元禄13年）に国境の争いがあったそうです。
「豊前、筑前両国の民、観音堂あるところの国境を争いしが、終に争いの地を等分に分けて解決した」と冬至の風土記にあるそうです。
2023/10/28 13:08:19
道の駅 小石原
道の駅小石原は、国道211号線沿いの東峰村役場小石原庁舎の近くにある道の駅です。
特産物直売所、レストランや小石原焼を販売するコーナーもありました。
2023/10/28 13:50:19
宝珠山駅
宝珠山駅は、日田彦山線BRT（BRTひこぼしライン）の駅です。
1937年（昭和12年）に彦山線の夜明－宝珠山間の開通に伴い開業しました。
彦山線は、1960年に日田線が日田彦山線と改称されています。
2017年（平成29年）におこった、平成29年7月九州北部豪雨の影響により夜明－添田が長期間運休しました。
2023年（令和5年）に日田彦山線BRTが開業し、彦山－宝珠山がBRT専用道を使っています。
2023/10/28 15:05:52
陸上自衛隊建設道路石碑
国道211号から県道671号に進みました。
途中からのダラダラとした上り坂を上り切った所に、田の原公園の駐車場がありました。
その外れに、陸上自衛隊建設道路の石碑がありました。
大鶴から山田に至る道路は、陸上自衛隊第5施設団が昭和40年から5ヶ年にわたり施工したものだと刻まれていました。
2023/10/28 15:41:37
日田駅
今日のゴールの日田駅に到着しました。
日田駅JR九州久大本線の駅で、日田彦山線BRT（BRTひこぼしライン）の添田方面への始発駅でもあります。
駅前の「H TA」のモニュメントは、空いている部分に人が立つと「HITA」になるようになってます。
今日は駅近くのホテルに泊まります。