2023年10月3日 立山駅から富山空港まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


大日岳登山口

2023/10/03 08:56:00

大日岳登山口

昨日はケーブルカーとバスで室堂へ、今日は称名滝へバスで往復してきました。
称名滝の入口までは自転車で行くこともできますが、劇坂と言われたので諦めました。
大日平を経て大日岳(2501m)、中大日岳(2500m)、奥大日岳(2611m)の大日連山を縦走する登山道の入口です。
この登山道は、立山や剣岳をよく展望できるコースとして有名です。
ここから大日岳までは3.3kmで約3時間、大日岳から奥大日岳までは3.7kmで約2時間30分かかるそうです。
途中には山荘があって、山荘に泊まって室堂まで登山する方がいらっしゃいました。



飛龍橋

2023/10/03 08:59:50

飛龍橋

八郎坂登山道の入口にある飛龍橋です。
八郎坂は1924年(大正13年)に当時の第9師団富山連隊(歩兵第35連隊)によって開かれました。
当時は軍隊の演習場にも利用されていた重要なルートです。
雪の多い山岳地帯での演習は八甲田山が知られていますが、、八郎坂でも演習が行われていて、とても重要視されていました。
八郎坂登山道は、岩石が多く道幅が狭い登山道で、。雨天時に限らず、足元が滑りやすくなっていて、落石の多い登山道です。
毎年夏に行われている立山登山マラニック(距離65km・高度差3003mマラソン)の一番の難所と呼ばれています。



称名滝

2023/10/03 09:00:00

称名滝

富山県屈指の秘境スポット、落差日本一の称名滝です。
その落差は350mもあります。
水しぶきを上げながらダイナミックに流れ落ちる光景は圧巻です。
ゴウゴウt音をたてて流れる水の音は、かなり手前から聞くことができます。
国指定の名勝および天然記念物、日本の滝百選、日本の音風景100選にも選ばれています。



称名滝

2023/10/03 09:13:05

称名滝

季節ごとに違った雰囲気を楽しめるのも魅力の一つです。
春は残雪残る渓谷に立山連峰の雪解け水が多く流れ込み、称名滝の右側に「ハンノキ滝」が現れ、2つの滝が流れ落ちるそうです。
春から夏にかけて水量が増すと、称名滝からは勢いよく水が溢れ、滝壺から水しぶきが吹き上がり迫力満点だそうです。
秋は渓谷が赤や黄色に色づき、色彩豊かな紅葉と白い滝のコントラストが見事に調和し、幻想的な空間を生み出します。
例年ですと、この時期は紅葉は多少色づいているそうですが、今年は2週間位遅いようです。



悪城の壁

2023/10/03 09:48:55

悪城の壁

高さ500m、総延長2kmの大規模な岩壁で、溶結凝灰岩でできていて、高さは500mは一枚岩では日本一の高さとされる崖と言われています。
立山火山の大噴火でできた溶岩の台地が、称名滝に深く削られてつくられた断崖です。
約10万年もの間その溶岩台地を侵食してできたそうです。
険悪で近寄りがたい形から「悪城の壁」という名前がつけられました。



立山駅

2023/10/03 10:27:32

立山駅

バスで称名滝から戻っきました。
バスは1時間に1本程度ありますが、事前に調べておいた方が良いと思います。
止まっているバスは、称名滝行きのバスで、約15分で称名滝の入口まで連れて行ってくれます。
一度宿に戻り挨拶をして、最終日のスタートです。



本宮駅

2023/10/03 11:00:00

本宮駅

富山市方向へは県道43号を使いました。
県道43号は一度上ってから一気に下ります。
道幅も狭い所やカーブが急な場所もあり、スピードの出しすぎに注意が必要です。
富山地方鉄道立山線の踏切を過ぎると、本宮駅に到着します。



横江頭首工

2023/10/03 11:27:35

横江頭首工

先日の横江頭首工は右岸側からでしたが、今日は左岸側に寄ってきました。
頭首工の上は関係者以外の車両は通行禁止でした。
頭首工とは、農業用水を河川から取水するため、河川を堰き止めて水位を上昇させ、水路へ流し込む施設(水門、堰堤、土砂吐等)のことです。
用水路の頭の部分にあたることから頭首工と呼ばれています。



立山を望む

2023/10/03 11:46:15

立山を望む

振り返ると、昨日行った立山を見ることができました。
立山は富山県の飛騨山脈(北アルプス)北部にある山で、中部山岳国立公園に属しています。
雄山(標高3,003 m)、大汝山(3,015 m)、富士ノ折立(2,999 m)の三つの峰で成っていて、立山と言う山はありません。
富山県の最高峰で、日本三名山、日本三霊山(三大霊場、三大霊地)、日本四名山、日本百名山などに選ばれています。



大川寺駅

2023/10/03 11:59:40

大川寺駅

大川寺駅は富山地方鉄道の駅で、1929年(昭和4年)に富山県営鉄道の上滝公園下駅として開業しました。
富山県営鉄道は、1943年(昭和18年)に富山地方鉄道に譲渡にされています。
1959年(昭和34年)に大川寺公園駅に改称され、1967年(昭和42年)に大川寺遊園駅に改称されました。
現在の大川寺駅に改称されたのは、1997年(平成9年)のことです。



富山地方鉄道

2023/10/03 12:20:00

富山地方鉄道

大川寺駅の横には東屋がある公園がありました。
ゆっくりしていると踏切が鳴り始めました。
岩峅寺駅方面の電車が、タイミングよく通過していきました。



富山空港

2023/10/03 13:06:38

富山空港

無事にゴールの富山空港に到着しました。
スタート時と同じ総合体育センターの裏手にあるサイクルピットで自転車を分解してノンビリしていました。
予定より早く到着したので、空港内のレストランで少し遅い昼食と、お土産を探していました。