2023年08月07日 隠岐の島町西郷地区ポタリング

マーカーリスト

写真レポート


浦郷湾

2023/08/07 09:05:39

浦郷湾

今日は隠岐の島町に移動し、帰路の準備をします。
今回の自転車旅も天気に恵まれてくれました。
暑いのにはかないませんでしたが。
菱浦湾は、島前カルデラを構成している湾の一つです。
風があるので、波が少しあるようです。



船引運河

2023/08/07 09:15:29

船引運河

1915年(大正4年)に完成した、内海と外海を結ぶ運河です。
美田湾と日本海を最短距離で結び、漁業はもとより、島民の生活面で利便性が向上しました。
延長340mで、1964年(昭和39年)の大改修で12mに拡幅されました。



別府港

2023/08/07 12:05:19

別府港

由良比女神社の御朱印を別府港にある西ノ島の観光案内所で頂きました。
時間に余裕があったので、お土産屋さんをのぞいたりしていました。
12時20分発のフェリーで海士町の菱浦港経由で隠岐の島の西郷港に向かいました。



西郷港

2023/08/07 13:59:54

西郷港

約100分の船旅で隠岐の島町の西郷港に到着しました。
宿に入るのには時間が早いので、西郷地区を走ってから宿に向かうことにしました。



隠岐国分尼寺跡

2023/08/07 14:28:14

隠岐国分尼寺跡

国分寺と同じく、741年(平13年)に出された聖武天皇からの「国分寺建立の詔」により全国につくられた国分尼寺の一つです。
寺跡付近は尼寺原と呼ばれ、八尾平野を見下ろすことのできる標高40m程の丘陵地にあります。
発掘調査の結果、数多くの土器や古瓦と共に金堂や門とみられる遺構も発見されました。
東西に金堂と講堂が並ぶという伽藍配置は通常の寺院とは異なるため、周吉郡の役所ではないかという説もあります。



隠岐国分寺

2023/08/07 14:32:09

隠岐国分寺

このお寺も、741年(平13年)に出された聖武天皇からの「国分寺建立の詔」により全国につくられた国分寺の一つです。
鎌倉時代末頃には、1332年(元弘2年)の元弘の変に敗れた後醍醐天皇が隠岐に流され、隠岐国分寺を行在所としたといわれています。
一方、天皇の行在所説としては西ノ島の黒木御所も知られることから、実際の行在所の所在ははっきりとしていないそうです。



後醍醐天皇行在所跡

2023/08/07 14:39:20

後醍醐天皇行在所跡

隠岐国分寺境内は、後醍醐天皇配流の際の行在所跡として、本堂の背後にある一角が1934年(昭和9年)国の史跡指定されました。
整然と並んだ大門跡や本堂跡等の礎石が往時を偲ばせています。
後醍醐天皇行在所跡の石碑と、元弘2年から約1年、後醍醐天皇が在所していた説明の看板がありました。



隠岐国分寺

2023/08/07 14:41:10

隠岐国分寺

2007年(平成19年)には本堂が火災により焼失しました。
再建に伴って2009年度(平成21年度)から実施された発掘調査により、旧国分寺跡と見られる遺構が発見されています。
現在の本堂は、2014年(平成26年)に再建されたものです。
毎年4月21日に行われる蓮華会舞(れんげえまい)は、古代の様式を残すものとして国の重要無形民俗文化財に指定されています。
境内の「蓮華会之館」には、蓮華会舞の資料や公演舞台、奈良時代の瓦や後醍醐天皇の資料等が展示されています。