2023年06月28日 伊是名島を一周してきました

マーカーリスト

写真レポート


東シナ海

2023/06/28 08:22:31

東シナ海

いよいよ沖縄自転車旅のスタートです。
運天港からのフェリーの時間まで余裕があるので、周辺を走ってから港に向かうことにしました。



運天森園地

2023/06/28 08:44:22

運天森園地

離島行きのフェリーが発着する運天港や集落の北側に位置する高台に整備された公園が運天森園地です。
海側を一望することができます。
園地内には、保元の乱(1156年)で敗れ八丈島に流刑となった源為朝が運天港にたどり着いた伝説をもとに建てられた碑がありました。



運天森園地

2023/06/28 08:46:27

運天森園地

展望台からは、古宇利大橋の全景を横から眺めることができます。
視線を右に移すとワルミ大橋とワルミ海峡も一望できます。



運天トンネル

2023/06/28 08:53:57

運天トンネル

開通は1924年(大正13年)で、現存する沖縄のトンネルとしては2番目に古い歴史を誇っています。
全長17.5mと沖縄最短クラスですが、運天集落に住む人々の交通や物流の発展に寄与するなど多大な恩恵を与えてきました。
当初のトンネルは手掘りのトンネルだったそうで、補修を重ねて現在の形になったのは、1997年(平成9年)だそうです。



運天港

2023/06/28 09:06:08

運天港

運天港からは、伊是名島と伊平屋島へのフェリーが一日二往復運航されています。
源為朝が伊豆大島から逃れて来る最中に暴風雨に遭い、「運を天に任せて」辿り着いた地だとする伝説があります。
これが地名の由来であるという説があり、港には上陸の碑が建っています。
第二次世界大戦前は、奄美群島や近隣離島との流通の中心地として農作物等を取り扱ったほか、日本本土向けの黒糖の積出港として栄えました。



仲田港

2023/06/28 11:35:26

仲田港

運天港から伊是名島の仲田港まで、伊是名村営フェリーの「フェリーいぜな尚円」が55分で結んでいます。
伊平屋伊是名諸島周辺の海域は、冬は波の荒いことで知られ、年間100往復程度が欠航しています。
サンゴ礁に囲まれ、小高い山が連なる小さな島・伊是名島。
豊かな自然と昔から変わらない集落の風景が魅力です。
農民から琉球国王となった尚円王の生誕地として知られ、悠久な歴史が続いています。



タアシ美浜

2023/06/28 11:48:11

タアシ美浜

仲田港に近い、小さなビーチです。
干潮時には、かなり広い干潟が現れるそうです。
近くにある番屋資料館には、シャワーやトイレが設置されている東屋もありました。



伊是名城跡

2023/06/28 12:05:06

伊是名城跡

11世紀~14世紀に、琉球王国を成立させた尚巴志王の祖父である鮫川大主築城されたと伝わっています。
標高98mの山で、海側が絶壁であるため、難攻不落の城だったそうです。
麓には第二尚氏王朝の開祖・尚円王の父・尚稷と母・瑞雲らを葬る王国時代の聖墓「伊是名玉御殿」があります。
「伊是名玉御殿」は、国の重要文化財に指定されています。



サムレー道

2023/06/28 12:11:56

サムレー道

サムレー道は、12~13世紀の頃にできたと言われています。
戦後、島を一周する道ができるまで、元島と伊是名島南西部を結ぶ唯一の生活道路として使用されていました。
また、尚家の親戚筋にあたる銘苅家と伊是名玉御殿を結ぶ参道としても利用されていたそうです。



シラサギ展望台

2023/06/28 12:20:46

シラサギ展望台

シラサギ展望台は、伊是名城と海ギタラの間に位置する展望台で、東側には伊是名城がピプラミッド型に見える展望台です。
西側にはマッティラ浜越しに海ギタラ、陸ギタラを見ることができます。
シラサギ展望台には落ちそうで落ちない岩があり、受験生が触れると落ちることがないと伝えられています。



ギタラ展望台

2023/06/28 13:01:22

ギタラ展望台

ギタラとは、沖縄方便で切り立つ岩という意味で、海人の言葉とも伝えられています。
この展望台からは海ギタラと陸ギタラと呼ばれる、二つの向かい合った巨岩を一望できる場所であります。
ギダラの自然による彫刻でできた、不可思議な造形美を楽しむことができます。



伊是名ビーチ

2023/06/28 13:19:27

伊是名ビーチ

伊是名島の南側にあるビーチで、キャンプや海水浴に最適な場所です。
目の前に広がる遠浅な海と約600mある白い砂浜で、屋那覇島を眺めることができます。
一面がコバルトブルーの美しい海を堪能することができます。



伊是名場外離着陸場

2023/06/28 13:38:02

伊是名場外離着陸場

「場外離着陸場」とは、航空機が一時的に離着陸するのに使用される、法で定められた「飛行場」以外の施設です。
伊是名空港は1998年(平成10年)に伊是名村が単独で設営した空港で、610mの滑走路を備えています。
かつては那覇空港、伊江島空港に不定期航路があったが、運航会社の破綻により2008(平成20年)に運休になりました。
現在は場外離着陸場として、緊急災害避難等の滑走路の役割を担っています。



内花橋公園

2023/06/28 13:57:28

内花橋公園

伊是名島の北側にある公園で、目の前の海で海水浴を楽しみながらキャンプができます。
テントサイトは区切られていて、各サイトに炊事用カマドなどが設置されています。
キャンプサイトは日陰が少なく、暑い時のキャンプは大変かもしれません。
明日走る伊平屋島や野甫島を見ることができました。



内花港

2023/06/28 14:08:43

内花港

内花港から野甫島の野甫港へ渡船で渡ることもできます。
渡船の利用は、事前の予約が必要です。
明日、伊平屋島に渡りますが、往復フェリーを使いました。



尚円王御庭公園

2023/06/28 14:41:59

尚円王御庭公園

尚円王御庭公園は、1996年(平成8年)に尚円王生誕580年の記念として、尚円王の生誕地屋敷跡に整備された公園です。
敷地内には、尚円王が産湯として使った「潮平井」もあるなど、尚円王ゆかりの地として伊是名島の人々の憩いの場所になっています。
公園のほぼ中央には「金丸像」が建立されています。。
金丸とは若き日の尚円王の名で、農民の家柄から琉球の国王にまで登りつめた伊是名島のヒーローだそうです。
東屋もあるので、ノンビリするのには絶好でした。