2023年05月26日 登米市から一ノ関駅まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


長沼ダム

2023/05/26 08:59:26

長沼ダム

長沼ダムは、長沼川や迫川の治水ダムとして、1975年(昭和50年)に建設着手しました。
1992年(平成4年)に湖面の有効利用を図る目的で、多目的ダムへと計画を変更しました。
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災で、ダム本体や導水路、副堤の沈下やクラックの発生などの被害を受けました。
長沼ダムは2014年(平成26)に完成しました。



長沼北岸

2023/05/26 09:20:01

長沼北岸

長沼は長沼ダムが完成するまでは、自然湖でした。
長沼はハクチョウやカモなどの飛来地で有名な伊豆沼に隣接しています。
伊豆沼と長沼を含む周辺は極めて多くの渡り鳥が越冬するため、バードウォッチングの最も盛んな場所です。
長沼を一周する道もあったので走ってきました。



長沼西岸

2023/05/26 09:30:21

長沼西岸

長沼を横断する道もありました。
この付近は蓮が多いそうですが、蓮の葉も少ししか見ることができませんでした。
釣りを楽しんでいる方が多くいました。



深沢B貝塚

2023/05/26 09:38:11

深沢B貝塚

縄文時代の貝塚だそうです。
縄文時代から平安時代の長期に亘る土器や遺物が出土しています。
平安時代の住居跡も確認されているそうです。
遺跡の中心部は長沼ダム湖周辺道路の整備により失われています。



長沼ボート場

2023/05/26 10:11:26

長沼ボート場

1990年(平成2年)の全国高等学校総合体育大会を契機に長沼漕艇場を設置したのが初まりです。
また、2001年(平成13年)の第56回国民体育大会に合わせて、国際大会も開催可能な「長沼ボート場」として整備されました。
ボートコースは日本ボート協会A級コースとして認定されています。
長沼ボート場は、2020年東京オリンピックのボート・ カヌー競技会場の候補地にもなりました。



伊豆沼北岸

2023/05/26 11:01:31

伊豆沼北岸

伊豆沼にも一周する道があったので、走ってきました。
伊豆沼は369ヘクタールの面積がありますが、最も深い所でも1.6m程しかなく浅いのが特徴です。
水深が浅いため、沼の中央部まで水生植物が繁茂しており、水生昆虫や魚類、鳥類など多種多様な生き物が生息しています。
沼の周辺には広大な水田が広がっており、沼の水が水源として利用されるとともに、洪水調整の役割も果たしています。



内沼

2023/05/26 11:37:46

内沼

内沼は伊豆沼の南側に位置しています。
内沼にも、さまざまな水生植物が生育しています。
夏になると、沼一面に蓮の花が咲き乱れるそうです。



伊豆沼南岸

2023/05/26 12:04:01

伊豆沼南岸

伊豆沼や内沼周辺は、秋から冬に極東ロシアから渡ってくるガンやカモ、ハクチョウ類の貴重な越冬場所です。
沼周辺には、毎年数万羽のマガンが越冬するためにやって来ます。
越冬場所でのマガンは、昼間は水田で落ち籾などを食べ、夜になると沼で休息をとって生活します。
また、毎年2,000~3,000羽のオオハクチョウがやって来ます。
伊豆沼や内沼は、オオハクチョウの日本一の越冬地だそうです。



サンクチュアリセンター

2023/05/26 12:22:46

サンクチュアリセンター

伊豆沼や内沼周辺は、1985年(昭和60年)にラムサール条約の登録湿地になりました。
沼の自然や人文・社会環境などを紹介し、自然観察や教育的機能などを備えた施設として、1990年(平成2年)に建設されました。
この地域は雪が少なく、しかも沼の全面が凍氷結しないそうです。
そのため、シベリアから渡って来るたくさんの渡り鳥(ハクチョウ・ガンカモ類など)が、越冬のために飛来してくる地として有名です。



若柳駅

2023/05/26 13:07:11

若柳駅

若柳駅は、くりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅で、1921年(大正10年)に開業しました。
2002年(平成14年)に東北の駅百選に認定されました。
2007年(平成19年)に、くりはら田園鉄道の廃線に伴い廃止されました。
くりはら田園鉄道の本社と車両基地があり、拠点の駅でした。
廃線後は、くりはら田園鉄道の車両を保存する「くりはら田園鉄道鉄道公園」として整備されています。



くりはら田園鉄道公園

2023/05/26 13:07:36

くりはら田園鉄道公園

旧駅構内には、使われていた気動車や電気機関車、貨車が展示されています。
KD95、KD11、DB101は自力で走行できる状態にあり、定期的に動態保存活動を行っています。



くりでんミュージアム

2023/05/26 13:22:11

くりでんミュージアム

くりでんミュージアムは、かつて栗原市内を走っていたくりはら田園鉄道を伝えていくことを目的として2017年(平成29年)に開館しました。
館内は機関車庫、客車庫、資料館の三つ棟からなります。
沿線を再現したジオラマがあり、くりでん沿線の様子を見ることができます。
硬券にダッチングマシン(日付印字器)日付を入れて、改札鋏で切符を鋏を入れることもできました。



くりでんミュージアム

2023/05/26 13:22:21

くりでんミュージアム

機関車庫と客車庫では、実物の車両に加えて、様々な工具や機械を見ることができます。
綺麗に整備されていて、今でも列車の整備が行われている雰囲気を味わうことができます。
定期的にイベントも行われているようです。



油島駅

2023/05/26 14:18:56

油島駅

油島駅はJR東日本東北本線の駅で、1944年(昭和19年)に油島信号場として開設されました。
1954年(昭和29年)に油島駅に昇格しました。
油島駅以北はJR東日本盛岡支社管内になります。



清水原駅

2023/05/26 14:56:36

清水原駅

清水原駅はJR東日本東北本線の駅で、1944年(昭和19年)に清水原信号所として開設されました。
1955年(昭和30年)に、清水原駅に昇格しました。



旧有壁宿本陣

2023/05/26 15:17:11

旧有壁宿本陣

旧有壁宿本陣は、1619年(元和5年)に奥州街道の金成宿と一関宿の間につくられました。
参勤交代では、松前、八戸、盛岡、一関の各藩主や藩重臣の宿泊所として使用さたそうです。
現存する建造物は、1744年(延享元年)の宿場町全焼の火災のため、場所を移して改築されたものです。
延享元年の火災から現在まで200年以上の間災害などを免れてきたことから、江戸時代の様子に関する史料が残されています。
内部修繕中ということで、建物内を見学できませんでした。



有壁駅

2023/05/26 15:35:31

有壁駅

有壁駅はJR東日本東北本線の駅で、1924年(大正13年)に開業しました。
両隣の清水原駅と一ノ関駅はともに岩手県にありますが、有壁駅は宮城県にある駅です。
1998年(平成10年)に現在の駅舎に立て替えられましたが、それまでは開業以来の木造の大きな駅舎でした。



一ノ関駅

2023/05/26 16:17:36

一ノ関駅

一ノ関駅はJR東日本とJR貨物の駅で、東北新幹線、東北本線および大船渡線が乗り入れています。
1890年(明治23年)に日本鉄道(現在の東北本線)の駅として開業しました。
1925年(大正14年)に大船渡線が、一ノ関-摺沢が開業しました。
1982年(昭和57年)には東北新幹線が大宮-盛岡が開業しました。
東北新幹線開業当時は、一ノ関駅には一日上下5本しか新幹線は停車していませんでした。