2023年05月11日 津山駅から湯原温泉まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


津山駅

2023/05/11 08:50:01

津山駅

昨日は、津山駅近くに泊まりました。
津山駅はJR西日本の駅で、姫新線、津山線と因美線の駅です。
大正12年(1923年)に国有鉄道作備線の津山-美作追分と津山-津山口の開業に伴い設置されました。



吉井川

2023/05/11 09:03:36

吉井川

岡山県三大河川のひとつ「吉井川」は、中国山地の三国山に源を発し岡山市の児島湾注ぎます。
岡山県を縦断する、延長約133 kmを誇る一級河川です。
江戸時代から大正時代にかけて、吉井川を使って物資の運搬が盛んだったそうです。
高瀬舟と言い、船は約160隻、船頭は約480人もいたそうです。
年貢米や特産物を運んで吉井川を下り、上りでは生活用品を積んだ高瀬舟を人が曳いて北上したそうです。



美作追分駅

2023/05/11 10:19:42

美作追分駅

美作追分駅は、JR西日本の姫新線の駅です。
大正12年(1923年)に当時の作備線の津山-美作追分の開業に伴い開設されました。
駅に隣接してバス停があり、津山市のコミュニティバスが乗り入れていました。
ごんごバスと言い。「ごんご」は津山地方の方言で「河童」だそうです。



姫新線

2023/05/11 10:29:38

姫新線

姫新線の気動車が通過していきました。
キハ120の1両での運転でした。



旧遷喬尋常小学校

2023/05/11 11:09:43

旧遷喬尋常小学校

明治40年(1907年)にルネッサンス様式の木造校舎として建てられました。
左右対称のデザインと、白亜の外観が印象的な小学校です。
平成2年(1990年)まで小学校の校舎として使われていましたす。
「ALWAYS 三丁目の夕日」や「火垂るの墓」等の映画のロケ地としても使われています。
日本の学校建築の設計基準が確立した明治後期における独特な擬洋風校舎として、国の重要文化財に指定されています。



旧遷喬尋常小学校

2023/05/11 11:39:08

旧遷喬尋常小学校

教室に入ることもできます。
先生から見た風景です。
僕の小学校も2年生位まで木造の校舎でした。
教室内もこんな感じで、机も二人掛けでした。
机に線を引いて隣の席の女の子と、ここから出たらダメだよとか言っていましたね。



旧遷喬尋常小学校

2023/05/11 11:39:08

旧遷喬尋常小学校

当時の教室には、教壇の脇にはオルガンがありましたね。
冬になると、達磨ストーブで教室を温めていました。
用務員の先生に、当番の生徒が石炭を貰いに行っていました。
子供の頃に戻ったようでした。
僕の通っていた小学校は、明治26年(1893年)の開校で、平成5年(1993年)に100周年を迎えています。



中国勝山駅

2023/05/11 12:10:53

中国勝山駅

中国勝山駅は、大正14年(1925年)に当時の作備線が久世駅から延伸したことに伴い開業しました。
当初は旧国名の「美作」を冠にするところを、「将来発展するのは美作ではなく中国地方の勝山だ」と町会議員が発言したことで「中国勝山」となったそうです。
旧国鉄倉吉線の終着駅山守駅から、中国勝山駅までの鉄道(南勝線)の計画もあったそうです。



勝山町並み保存地区

2023/05/11 12:27:33

勝山町並み保存地区

勝山は出雲街道の宿場町として栄えました。
今でも昔ながらの白壁の土蔵、格子窓の商家、古い町並みが旭川に沿て残っています。
昭和60年(1985年)に、岡山県初となる「町並み保存地区」に指定されました。



神庭の滝駐車場

2023/05/11 13:06:29

神庭の滝駐車場

車が入れるのはここまでです。
自転車を置いて、ノンビリ観光と洒落込みました。
入園料は300円で、神庭の滝まで、ゆっくり回って往復45分位かかりました。



玉垂の滝

2023/05/11 13:06:29

玉垂の滝

神庭の滝へ行く途中にある「玉垂の滝」がありました。
滝と言うより岩肌を水が落ちている感じです。
年中たえることなく、落ちる水滴は、水晶の玉を連ねた姿を思わせて、「玉垂の滝」と名付けられたそうです。
降りそそぐ雨が、草ぶき屋根の軒先から落ちる雨だれにも似ているようです。



神庭の滝

2023/05/11 13:06:29

神庭の滝

神庭の滝は、高さ110m、幅20mの中国地方随一のスケールを誇ります。
整備されは遊歩道を料金所から5分程で到着します。
少し離れていても、ゴウゴウと言う音が聞こえます。
周辺は野猿が出没するそうですが、「今日は出ていません」の看板がありました。



神庭の滝

2023/05/11 13:57:07

神庭の滝

遊歩道を進み、少し急な階段を上ると、滝に近づくこともできます。
断崖絶壁を流れ落ちる滝の風景に圧倒されます。
滝の中央には黒い岩が突起し、落下する水しぶきに逆らってのぼる鯉に似ていることから「鯉岩」と呼ばれています。
周辺は、神庭瀑として国指定の名勝に指定されています。
また、日本百景、日本の滝百選にも選ばれています。
園内の広大な渓谷内には色々な樹木が繁り、四季を通じて美しい景観を楽しむことができます。



真賀温泉

2023/05/11 14:44:55

真賀温泉

国道313号を湯原温泉方向に走っていると、真賀温泉の案内板がありました。
湯原温泉郷の一つのようです。
川と山に挟まれた小さな温泉地で、かつて津山藩や勝山藩の殿様も訪れた「幕湯」があります。
小さな岩風呂に、足元から自然に温泉が湧き出ているそうです。



砂湯

2023/05/11 15:32:25

砂湯

全国露天風呂番付で「西の横綱」に位置しています。
露天風呂の砂湯は、この石碑から少し奥の所にありました。
砂湯は川底から湧き出る温泉でできた天然の大露天風呂です。
混浴のため、女性は湯浴み着を使うのがいいと思いますが。



湯原ダム

2023/05/11 15:34:00

湯原ダム

露天風呂の砂湯の先からは、湯原ダムを見ることができました。
湯原ダムは、旭川上流部に昭和30年(1955年)に竣工しました。
重力式コンクリートダムで、洪水調節や発電を目的とする多目的ダムです。



寄りそい橋

2023/05/11 15:38:30

寄りそい橋

橋の正式名は「湯橋」ですが、渡るときに揺れて寄り添う様子等から「寄りそい橋」と呼ばれています。
寄りそい橋は、昭和9年(1934年)の室戸台風で流失し、昭和11年(1936年)に木橋として架け替えられました。
老朽化により平成28年(2016年)に、現在の橋にかけ替えられました。
夜にはライトアップされていて、旭川の水面に幻想的に浮かび上がっています。