2023年05月03日 高崎駅から旧中山道を走ってきました

マーカーリスト

写真レポート


高崎駅

2023/05/03 09:43:07

高崎駅

今回の旧中山道自転車旅は、高崎駅から横川駅に向けて走ります。
高崎駅の東口で自転車を組み立てました。
前回、高崎駅まで走った時は西口で自転車を分解したのですが、スペースが狭く、歩く人の邪魔になっていたので、今回は東口を使いました。
高崎駅は古くから交通の要衝として栄え、多くの路線が乗り入れる県内最大かつ北関東有数のターミナル駅です。
また、駅前からは市内各方面の路線バスや、高速バスが多く発着しています。



田町絹市場跡

2023/05/03 09:59:12

田町絹市場跡

正式には高崎生絹太織売買所と言い、現在の田町絹市場の西隣に位置していました。
明治27年に市場の建物が建築され、その後、高崎商業会議所が設立され、そこに同居しました。
高崎は周辺の農村で生産される白絹の取り引きが早くから行われ、毎月、五と十の日に市が立ったそうです。
絹市場は取り引きを一定の場所で公正に行うための場所であり、多くの取り引き業者で繁盛していたそうです。
現在は、復元された建物に飲食店が入っていました。



上豊岡の茶屋本陣

2023/05/03 10:33:33

上豊岡の茶屋本陣

上豊岡の茶屋本陣は、中山道の高崎宿と板鼻宿との間に設けられました。
大名の参勤交代や上級武士・公卿の喫茶や昼食等のために用いられた休憩施設です。
文久元年(1861年)には皇女和宮御下向の際に公卿などが客人として立ち寄ったと言われています。。



藤塚の一里塚

2023/05/03 10:44:38

藤塚の一里塚

国道18号に合流し、歩道を進んでいると一里塚がありました。
藤塚の一里塚は、群馬県で唯一現存するだそうです。
日本橋から28里目に当たる一里塚です。
塚の上には、樹齢400年と言われるムクノキが茂っています。



板鼻宿

2023/05/03 11:05:04

板鼻宿

板鼻宿は、板鼻宿交差点近くの板鼻公民館付近にあったそうです。
板鼻宿には本陣1、脇本陣1、旅籠は54件、茶店や商店も多数あり上州・中山道7宿の中では最大規模の宿場だったそうです。
歩いて渡らなければいけなかった、碓氷川の川止めが多かったためと言われています。
国道や鉄道が整備されると次第に賑わいを失い衰退していきました。



安中駅

2023/05/03 11:23:54

安中駅

安中駅は明治18年(1885年)に現在の信越本線が高崎駅から横川駅の開業に伴い開業しました。
駅の南側には非鉄金属の上場企業の東邦亜鉛安中精練所があります。
安中精練所は東洋一の亜鉛工場と言われています。
東邦亜鉛は福島県の小名浜にも工場があり、安中駅と小名浜駅で貨物列車の設定があります。



安中宿

2023/05/03 11:34:09

安中宿

安中郵便局の植え込みに、安中宿本陣の碑がありました。
北側に九十九川、南側には碓氷川が流れる場所で、元和元年(1615年)に宿場ができたそうです。
本陣1、脇本陣2、旅籠17と、小さな宿場だったそうです。、



旧薄井郡役所

2023/05/03 11:37:29

旧薄井郡役所

「郡区編成法」により明治11年(1878年)に碓氷郡役所が開庁しました。
明治21年(1889年)に、現在の場所に約500坪に白壁の壮大華麗な新庁舎を落成しました。
しかし、原因不明の出火により明治43年(1910年)に全焼してしまいます。
現在の建物は、出火後の明治44年(1911年)に新しく建てられたものです。
大正10年(1921年)に郡制廃止に関する法律が公布され、大正15年(1926年)の各郡役所廃止に伴い役目を終えています。



安中城址

2023/05/03 11:56:10

安中城址

安中小学校の正門脇に、安中城址の石碑がありました。
安中城は永禄2年(1559年)に、安中重繁(忠政)によって築かれたのが始まりと伝えられています。
武田信玄の上野国侵攻が顕著になると、侵攻に備える為に防衛ラインを築いたそうです。



旧安中藩武家屋敷

2023/05/03 12:06:55

旧安中藩武家屋敷



安中原市の杉並木

2023/05/03 12:23:40

安中原市の杉並木

安中市原市の旧中山道沿いに植えられた杉並木は、慶長9年(1604年)~貞享3年(1686年)に植樹が始まったといわれています。
天保15年(1844年)には732本あった杉は、現在は13本だけになってしまったそうです。
現在は景観保全のため植樹が行われています。
安中原市の杉並木は、国の天然記念物に指定されています。



妙義山

2023/05/03 12:50:25

妙義山

妙義山は、九州の耶馬渓・四国の寒霞渓と並んで、日本三奇勝に数えられ、奇岩怪石が林立する名勝です。
また、赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられています。
妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・丁須ノ頭・谷急山等を合わせた総称です。
春は桜と新緑、秋は紅葉の名所として多くの人が訪れます。



松井田宿

2023/05/03 13:06:11

松井田宿

松井田宿は、中山道と妙義神社の参道、榛名神社の参道が交わり、多くの人で賑わっていたそうです。
信州各藩の年貢米が江戸への中継地となっていて米宿とも呼ばれていました。
松井田宿には本陣2軒、脇本陣2軒、旅籠14軒あったそうです。



五料茶屋本陣

2023/05/03 13:27:46

五料茶屋本陣

五料の茶屋本陣は、江戸時代の五料村の名主屋敷です。
中山道を参勤交代などで通行する大名や公家、幕府の役人などに休憩所として利用されていました。
建物は「お西」・「お東」と2棟あり、復元・修復され、見学することができます。



SLレトロぐんま横川

2023/05/03 14:19:56

SLレトロぐんま横川

沿線に多くの撮り鉄がいたので、適当なところで僕も撮ろうと思いながら走っていました。
横川駅を出発する汽笛がしたので、自転車を停めて待つことに。
D51と旧型客車をけん引して通過していきました。
客車の最後尾には、EF65 501が。
道路を隔てて撮っていたのでトラックに被ってしまい、撮ることはできませんでした。



横川駅

2023/05/03 14:28:51

横川駅

今回のゴールの横川駅に到着しました。
駅ではSLが運転されたためか、イベントが開催されていました。
お土産に「峠の釜めし」を買って帰路に着きました。