2023年04月23日 水戸駅から常陸太田市まで

マーカーリスト

写真レポート


水戸駅

2023/04/23 13:07:14

水戸駅

品川駅で特急に乗り換えて、水戸駅に到着しました。
駅前で自転車を組み立て出発準備が整いました。
水戸駅はJR東日本、JR貨物と鹿島臨海鉄道の駅です。
鹿島臨海鉄道を含めた乗降客は一日約6万人なので、結構な賑やかな駅でした。
水戸駅は1889(明治22)年に、水戸鉄道線(現在のJR水戸線)が小山-水戸の開通に伴い開業しました。



旧弘道館 正門

2023/04/23 13:19:30

旧弘道館 正門

正門は本瓦葺きの四脚門で、藩主の来館や特別な行事の際にのみ開門しました。
学生や諸役人は向かって右側の通用門から出入りしました。
国の重要文化財に指定されています。



旧弘道館

2023/04/23 13:45:40

旧弘道館

水戸藩の藩校として第9代藩主徳川斉昭により天保12年(1841年)に創設されました。
藩士に文武の修練をつませ、医学、蘭学、天文学、歌学など幅広い学問をとり入れた、総合大学的な学校でした。
現在も一部分が保存され、旧弘道館として国の特別史跡になっています。
敷地跡は、弘道館公園として梅や桜の名所となっています。



旧弘道館 正庁

2023/04/23 13:48:40

旧弘道館 正庁

正庁は学校御殿とも呼ばれる弘道館の中心的な建物です。
藩主臨席のもとで行われた文武の大試験や、諸儀式に用いられました。
こちらも、国の重要文化財に指定されています。



水戸城 大手門

2023/04/23 13:50:25

水戸城 大手門

水戸城の大手門は、水戸城内で最も格式が高い門で、明治期に解体されるまでの間、城の正門としてその威容を誇っていました。
最初の大手門は、もとは佐竹氏が水戸城主だった慶長6年(1601年)頃に建てられたものだと言われています。
現在の大手門は、令和2年(2020年)に天保年間の姿で復元が完了したものです。
高さ約13m、幅約17mと巨大な櫓門であり、水戸城跡のシンボルとも言える存在です。



大日本史編纂之地

2023/04/23 13:55:25

大日本史編纂之地

「大日本史」は、歴史書を作ることを目的に、水戸藩第2代藩主の徳川光圀公(水戸黄門)が、 1657年(明暦2年)に編纂を開始した大事業です。
完成したのは何と250年後の1906年(明治39年)年だったそうです。
最初の編纂作業は、江戸の水戸藩邸(駒込)で行われていたそうです。
光圀公が水戸に隠居してからは、水戸市三の丸の「彰考館」で行われ、明治維新後はこの地に移って完成させたそうです。



水戸城二の丸角櫓

2023/04/23 14:05:25

水戸城二の丸角櫓

二の丸角櫓は、水戸城内に存在していた角櫓のひとつで、二の丸の南西部角に位置していました。
櫓本体は、2階建の角櫓と、その北側・東側に接続される2つの多聞櫓からできていて、全体でみるとL字型をしています。
復元された櫓は、発掘調査や史資料調査などから、当時と同じ場所に天保年間の姿で復元されたものです。



那珂川

2023/04/23 14:34:20

那珂川

那珂川を国道349号の万代橋で越えました。
那珂川は、栃木県北部の那須岳山麓を源として、茨城県の那珂湊で太平洋に注ぎます。
川の長さは150kmを誇り、関東地方では3番目の長さです。
流域は魚類が豊富で、江戸時代にはサケが遡上していて、那珂川で捕れたサケは水戸藩への献上品とされていました。



上菅谷駅

2023/04/23 15:07:15

上菅谷駅

上菅谷駅は、JR東日本の水郡線の駅で、1897年(明治30年)に太田鉄道の駅として開業しました。
上菅谷駅で水郡線の本線と常陸太田支線が分岐します。
水郡線サイクルトレインの実施駅の一つです。
サイクルトレインですが、水戸駅や郡山駅では実施されていないのが残念です。



久慈川

2023/04/23 15:52:20

久慈川

久慈川を歩行者自転車専用の幸久橋で越えました。
以前は、この橋の横に自動車用の橋がありましたが、軟弱地盤や東日本大震災の影響で橋脚にひび割れができ通行止めの期間が続きました。
現在は少し東側に幸久大橋が国道349号に掛かっています。



常陸太田駅

2023/04/23 16:07:55

常陸太田駅

常陸太田駅JR東日本の水郡線の駅で、常陸太田支線の終点の駅です。
常陸太田駅は1899年(明治32年)に太田鉄道の太田駅として開業し、1927年(昭和2年)に常陸太田駅に改称されました。
常陸太田駅も水郡線サイクルトレインの実施駅の一つです。
今日は常陸太田駅近くに泊まります。