2023年04月14日 大歩危峡から琴平駅まで走りました

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写真レポート


第二吉野川橋梁

2023/04/14 08:54:09

第二吉野川橋梁

JR四国土讃線の大歩危-小歩危に架かる第二吉野川橋梁です。
四国山地を越える山岳路線の土讃線で絶景ポイントの一つです。
昨日泊まったホテルの正面に、橋梁がありました。
出発する準備をしていたら、高知行きの特急が通過して行ったので、大歩危駅で交換する特急が来るかなと思って待ち構えていました。



小歩危峡

2023/04/14 08:57:54

小歩危峡

数km上流の大歩危と共に、「大歩危・小歩危」として一括りにされることが多いです。
「大歩危小歩危」の名称で国の名勝に指定されています。
小歩危峡の水流は日本一の激流と言われています。
大歩危狭は舟下りでしたが、小歩危峡はシーズンになるとラフティングを楽しむ姿を見ることができるそうです。



小歩危峡

2023/04/14 09:03:14

小歩危峡

小歩危峡の激流は全国的に有名なだけではなく、世界的にも認められたラフティングの聖地です。
2017年(平成29年)には、この渓谷で世界ラフティング選手権も開催され、世界各国から多くの選手が参加しました。
エメラルドグリーンの吉野川の中に入り込み、荒々しい急流を進むラフティングは、ここでしか体験できないものでしょうね。



赤川橋

2023/04/14 09:07:44

赤川橋

吊り橋があったので、自転車を押して往復してきました。
行った先は山道で、自転車で走ることは無理っぽいでした。
初代の赤川橋は、山林王といわれた「赤川庄八」氏が大正10年(1921年)頃に架けたそうです。
現在の橋は、庄八の孫の庄市氏が架けた2代目で、昭和50年(1975年)に完成しました。
少し揺れて楽しいですよ。



小歩危峡

2023/04/14 09:14:34

小歩危峡

小歩危峡では、様々な川のアクティビティがあり、吉野川を楽しむことができます。
川岸には巨大な奇石がそびえたち、荒々しい波の中から雄大な景色は、また格別なんでしょうね。
ラフティングのシーズンは、4月~11月上旬で、季節によって迎えてくれる景色も違いうのでシーズンを通して楽しむことができそうです。



国政橋

2023/04/14 09:24:59

国政橋

小歩危の美しさを感じることができ、絶景が楽しめる吊り橋です。
歩道部分はグレーチングなので、足元から吉野川を見ることができます。
ここからラフティングを楽しむ様子も見ることもできるそうです。
吊り橋と言っても、しっかりした橋なので、揺れを感じることはありませんでした。



祖谷口駅

2023/04/14 09:53:24

祖谷口駅

祖谷口駅はJR四国土讃線の駅で、1935(昭和10)年に三縄-豊永の延伸に伴い開業しました。
この延伸で、多度津側と繋がり、高知線から土讃線に線名が変更されました。
祖谷川が祖谷口駅近くで吉野川と合流しています。



阿波池田駅

2023/04/14 10:40:06

阿波池田駅

阿波池田駅はJR四国土讃線の駅で、徳島線の列車も乗り入れています。
阿波池田駅は1914(大正3)年に徳島本線(現在の徳島線)川田-阿波池田の延伸に伴い開業しました。
駅舎の右手奥にサイクルピットがありました。



箸蔵山ロープウェイ登山口駅

2023/04/14 11:17:34

箸蔵山ロープウェイ登山口駅

15分間隔で箸蔵寺まで約4分で結んでいます。
ロープウェイからは、吉野川の雄大な景色を見ることができます。
2021年に実施された東京オリンピックの聖火のコースとして使われています。



箸蔵寺 中門

2023/04/14 11:35:22

箸蔵寺 中門

ロープウエイを使ってくると、中門から入ることになります。
仁王門はロープウエイの中間点付近で見ることができます。
中門では、四国遍路で見かける小坊主の案内板が出迎えてくれました。



箸蔵寺 護摩殿

2023/04/14 11:40:22

箸蔵寺 護摩殿

納経所で呼び止められ、親切にお寺の説明をしていただきました。
箸蔵寺は、四国別格二十霊場第15番札所です。
箸蔵寺は標高633mの箸蔵山の山頂付近にあります。
828(天長5)年に、四国巡錫中の弘法大師が、霊気を感じて山に登ったそうです。
すると、金毘羅大権現が現れ、お告げを授けたと言います。
そこで、弘法大師は自ら金毘羅大権現の像を刻み堂宇を建立したことが箸蔵寺の始まりと伝えられています。



箸蔵寺 本殿

2023/04/14 11:51:22

箸蔵寺 本殿

護摩殿から石段を上って行きます。
階段には般若心経が一文字ずつ書かれていました。
この建物は「本堂」ではなく「本殿」で、「金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)」という水の神様が祀られています。
この神様が箸蔵寺の御本尊ならぬ御神体で、神と仏が同じくまつられていた神仏習合の歴史を色濃く残しています。



箸蔵寺 観音堂

2023/04/14 11:17:22

箸蔵寺 観音堂

本殿右奥に観音堂があります。
江戸初期の建物だそうで、箸蔵寺で一番古い建物だそうです。



箸蔵寺 御影堂

2023/04/14 12:38:04

箸蔵寺 御影堂

本殿から左側に少し進んだところに御影堂があります。
こちらの堂が、大師堂です。
御影堂の裏には、四国八十八ヶ所霊場御砂踏道場がありました。
箸蔵寺には、江戸から明治期にかけて建造された貴重な建物が多くあり、重要文化財の宝庫の寺院です。



猪ノ鼻峠

2023/04/14 13:48:44

猪ノ鼻峠

自転車や歩行者は国道32号は歩道が無いので旧道を使ってとの案内がありました。
規制標識は無かったので、自転車で走っても違反にはならないのでしょうが、旧道を走って北上しました。
猪ノ鼻トンネル、ひたすら上りで、途中何か所か、登坂車線もありました。
トンネルを抜けると、猪ノ鼻峠に到着です。
この後10km以上、ペダルを回すことなく下ることができました。



二宮飛行神社

2023/04/14 14:43:17

二宮飛行神社

道の駅空の夢もみの木パークに隣接してありました。
二宮忠八飛行館も敷地内にあります。
二宮忠八は、カラスが滑空する姿を見て飛行機の原理を考えたそうです。
1891(明治24)年には、カラス型模型飛行器を飛ばすことに成功しました。
しかし、時代や周囲の理解が無く飛行機の夢の実現はできませんでした。
ライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功したのは、1903(明治36)年のことです。



琴平駅

2023/04/14 15:04:27

琴平駅

今回の自転車旅のゴールの琴平駅に到着しました。
琴平駅はJR四国土讃線の駅で、1889(明治22)年に讃岐鉄道の駅として開業しました。
駅舎の左側にサイクルピットがあったので、そこで自転車を分解して帰路に着きました。