2022年07月25日 帯広駅から帯広空港まで走りました
写真レポート
2022/07/25 08:23:35
帯広駅
昨日は駅前近くのホテルに泊まりました。
今日が北海道自転車旅の最終日です。
まだ自転車でお邪魔したことがない中札内村に寄って、帯広空港まで走ります。
2022/07/25 09:10:41
愛国駅
国道236号で南下していきますが、信号が多くペースが上がりません。
飛行機の時間は15時過ぎなので、急ぐ旅でもないのですが。
せっかくなので、愛国駅に寄ってきました。
愛国駅は1929（昭和4）年に、広尾線が帯広駅 - 中札内駅の間に開通しかととに伴い開業しました。
1987（昭和62）年に広尾線の廃線に伴い廃駅となりました。
現在愛国駅は「愛国交通記念館」として整備されています。
2022/07/25 09:12:21
愛国駅
NHKの新日本紀行で幸福駅共にと紹介され、「愛の国から幸福へ」で一大ブームがありました。
「愛国から幸福行き」の切符が大人気でした。
僕も実際に広尾線に乗って、愛国駅や幸福駅を訪れた時に買った切符があります。
現在は十勝バスでも「愛国から幸福行き」を販売しています。
2022/07/25 09:14:31
愛国駅
ホームには9600型の蒸気機関車も展示されています。
1975（昭和50）年に「広尾線SLさよなら列車」で使われた蒸気機関車です。
2022/07/25 09:14:51
愛国駅
駅舎内には広尾線のパネルや当時使われていた切符や備品類が展示されていました。
2022/07/25 09:40:36
大正駅
愛国駅と幸福駅の中間地点の大正駅にも寄ってきました。
2014年にも自転車で大正駅に寄っているのですが、木造の駅舎が残っていたのですが。
残念ながら駅舎は解体され、現在はホームしか残っていませんでした。
2022/07/25 10:48:31
幸福駅
大正駅の次は幸福駅ですね。
旧幸福駅は、幸福交通公園として整備されています。
ホームにはキハ22が保存されて、車内に入ることもできます。
2022/07/25 10:51:16
幸福駅
駅舎内には切符のレプリカが沢山貼られていました。
昔は、使用済みの定期券や乗車券、名刺が貼られていたんですよ。
個人情報と言うのもあるのでしょうね。
2022/07/25 10:51:16
幸福駅
幸福駅が誕生したのは、1956（昭和31）年、帯広駅から広尾駅までを結ぶ国鉄広尾線の駅としてでした。
開業以来、一部の旅行者の間で「縁起の良い駅がある」と話題になっていた幸福駅ですが、転機は1973（昭和48）年に訪れます。
NHKの『新日本紀行』で幸福駅周辺で暮らす人々のドキュメンタリーが放送されました。
そのおかげで、「幸福駅」と、お隣の「愛国駅」の名が日本全国に知れ渡りました。
2022/07/25 11:09:32
幸福駅
「幸福駅」と「愛国駅」という2つの縁起の良い駅名を全国にPRしよう。
赤字続きの広尾線の乗客数を増やそうと企画されたのが、「愛国から幸福行き」という切符の発売でした。
「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで発売された「幸福きっぷ」は大ヒットしました。
一般発売が開始された年だけで300万枚の売り上げを記録し、一大ブームとなり、合計で1,000万枚超えの売り上げだったそうです。
残念ながら広尾線は1987（昭和62）年に廃線となった後は、駅としての役割は終えましたが、観光地として再出発しました。
今でも、「幸福のスタート地点」として、幸福駅は多くの人々から愛されて続けています。
2022/07/25 11:58:28
道の駅なかさつない
「道の駅なかさつない」で軽い昼食をとっていました。
中札内村は鶏肉で有名なんですね。
唐揚げと焼き鳥をいただきました。
卵の自動販売機もあり人気のようですよ。
2022/07/25 12:06:03
中札内駅跡
中札内駅跡は中札内鉄道記念公園として整備されています。
お邪魔した日は、改修工事中のようで、近づくことができませんでした。
2022/07/25 12:40:19
ばんえい牧場
牧場内では、ばん馬達がノンビリ草を食べています。
小さいばん馬は、お母さんに甘えているのも見ることができます。
牧場の入口で入場券を買って、牧場内に入ることもできるそうです。
2022/07/25 12:46:09
帯広空港
ゴールの帯広空港に到着しました。
到着口入口脇にサイクルスタンドがあったので、そちらで自転車を分解していました。
コンクリート面にはクッションが貼られていて有難かったです。
航空大学校の学生が着陸でヘマをしたみたいで、帯広便が1時間程遅れていました。
カウンターで変更できるか聞いたところ、OKのようで一本前の飛行機で帰ることができました。