2022年07月20日 紋別市から生田原駅まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


初代ガリンコ号

2022/07/20 08:52:02

初代ガリンコ号

元は三井造船がアラスカ油田開発のために建造した実験船「おほーつく」で、1981(昭和56)年に進水しました。
1985(昭和60)年の実験終了に伴い観光船に改造され、紋別市へと傭船された上で船名を「ガリンコ号」と改められました。
「ネジを廻すと前に進む」というアルキメデスのねじの原理を利用した螺旋型のドリルを船体前部に装備しています。
それを回転させ氷に乗り上げ、船体重量を加えて氷を割ることで流氷域の航行ができるそうです。
現在活躍しているガリンコ号は、三代目に当たります。



カニの爪のオブジェ

2022/07/20 09:06:47

カニの爪のオブジェ

道の駅 オホーツク紋別による前に、カニの爪のオブジェに寄ってきました。
1983(昭和58)年に行われた「流氷アートフェスティバル」のプロジェクトで作成されたものです。
僕が最初に見た時は、オホーツクの海に浮かべられていたんですよ。
現在は紋別のシンボルとして、紋別の港を見守っています。



オホーツクラベンダー畑

2022/07/20 09:26:52

オホーツクラベンダー畑

オホーツク流氷公園内にあります。
濃紫やオカムラサキなど4品種、17,000本が植栽されているそうです。
富良野のラベンダーより遅い7月初旬に開花し、7月中旬には最盛期を迎えます。
夏季に清涼感のある鮮やかな風景を創出します。



小向駅跡

2022/07/20 10:08:58

小向駅跡

小向駅跡は、小向小学校前の小向農村公園の中にありました。
駅名標や信号テコがありました。
駅名標の左隣の駅に沼ノ上とありますが、弘道駅が隣の駅なのでは?
弘道駅は廃止される少し前に仮乗降場から駅に昇格しているので、それ以前の思い出なんでしょうか。
小向駅は1921(大正10)年に、鉄道省名寄東線の中湧別-興部間の開通に伴い開業しました。
名寄本線の廃止に伴い、1989(平成元)年に廃駅となりました。



沼ノ上駅跡

2022/07/20 10:42:54

沼ノ上駅跡

国道238号から少し入った、沼ノ上郵便局に向かう途中にありました。
ホームと駅名標のレプリカがありました。
沼ノ上駅も小向駅と同様、1921(大正10)年に開業し、1989(平成元)年に廃駅になっています。



湧別駅跡

2022/07/20 11:24:35

湧別駅跡

旧湧別駅は名寄本線の中湧別駅から分岐する支線の終着駅でした。
廃止される頃は一日二往復しか運転されていませんでした。
駅跡と思われる場所には、消防署と文化センターがありました。
消防署の前に記念碑が建立されています。
湧別駅は1916(大正5)年に、 鉄道院湧別軽便線の社名淵-当駅間の延伸開通に伴い下湧別駅として開業しました。
1954(昭和29)年に湧別駅に改称され、1989(平成元)年に名寄本線の廃線に伴い廃駅となりました。



中湧別駅跡

2022/07/20 11:54:41

中湧別駅跡

旧中湧別駅は道の駅に隣接していました。
中湧別駅は1916(大正5)に、鉄道院湧別軽便線の社名淵-下湧別駅間の延伸に伴い開業しました。
名寄本線と名寄本線の湧別支線、湧網線が乗り入れていて、名寄本線の中間駅として比較的大きな駅でした。
湧網線は1987(昭和62)年に、名寄本線は1989(平成元)年に廃線になり、中湧別駅も廃止されました。



中湧別駅跡

2022/07/20 12:00:36

中湧別駅跡

旧駅構内「中湧別鉄道資料館」として整備されています。
駅舎は撤去されていますが、開業当時からの木造跨線橋やレールとホームが保存されています。
車掌車が4両静態保存されていて、車内をのぞくことができました。



道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯

2022/07/20 12:03:21

道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯

中湧別駅跡には、温泉施設がある道の駅がありました。
道の駅の名前にもあるように、チューリップの時期は見応えがあるそうです。
近くには漫画美術館や図書館が入る、文化センターもありました。



開盛駅跡

2022/07/20 13:01:46

開盛駅跡

開盛駅跡は住宅地の中にありました。
まだ開発中で、坪8000円からと書かれていました。
駅跡には記念碑が建立されていますが、名寄本線が走っていた雰囲気はありませんでした。
開盛駅は1915(大正4)年に、鉄道院湧別軽便線の下生田原-開盛駅間の延伸に伴い、社名淵駅として開業しました。
1934(昭和9)年に開盛駅と改称され、名寄本線の廃線と共に廃駅になっています。



遠軽駅

2022/07/20 13:22:56

遠軽駅

名寄本線の終着駅の遠軽駅に到着しました。
1915(大正4)年に、鉄道院湧別軽便線の下生田原-社名淵間の開通に伴い開業しました。
現在は名寄本線は廃止されて、石北本線だけの駅になってしまいました。
全国でも数少ない平面スイッチバックの駅で、全ての列車が停車します。



キハ40国鉄色

2022/07/20 13:22:56

キハ40国鉄色

キハ40の国鉄色が遠軽駅を旭川に向けて出発していきました。
JR北海道旭川運転所の4両のキハ40が、懐かしい塗色に塗りなおされました。
全く知らなかったので、ラッキーでした。



安国駅

2022/07/20 14:21:21

安国駅

安国駅はJR北海道石北本線の駅です。
1914(大正3)年に、鉄道院湧別軽便線の留辺蘂駅-当駅間の開業に伴い、下生田原駅として開業しました。
1946(昭和21)年に、安国駅に改称されました。
石北本線は分岐駅の遠軽駅で方向転換する必要がありますが、石北本線建設までは安国駅と遠軽駅で激しい誘致合戦があったそうです。
安国駅から真っすぐに瀬戸瀬駅に向かった方が、方向転換する必要が無いだろうとのことだそうです。



生田原駅

2022/07/20 15:05:32

生田原駅

生田原駅はJR北海道石北本線の駅です。
1914(大正3)年に、鉄道院湧別軽便線の留辺蘂駅-下生田原駅間の開業に伴い上生田原駅として開業しました。
1946(昭和21)年に、生田原駅に改称されました。
1993(平成5)年に現在の駅舎が竣工し、オホーツク文学館が併設されています。