2022年4月20日 父島の南部を走ってきました

マーカーリスト

写真レポート


二見港

2022/04/20 08:44:28

二見港

今日はいい天気になってくれましたが、かなり暑い一日になりそうです。
時間が経つのが早いもので、今日の船で帰ります。
最終日は島の南を自転車で一周してきました。
初日に借りたレンタル自転車屋で、今日も奥さん用の電動自転車を借りてスタートします。
飲料水等を十二分に補充してからの出発です。
港周辺から離れると、飲料水の自動販売機を見ることは殆ど見ることはありませんでした。



夜明道路

2022/04/20 09:09:16

夜明道路

都道240号を時計回りで一周します。
夜明山方向に向かう240号は夜明道路、海岸線を走る240号を海岸通りとも呼ばれています。
その夜明道路に向かいました。
10%勾配の標識がある急坂が何か所かありましたが、休憩をしながら上って行きました。
奥さんは電動自転車なので、僕の喘ぎ顔を見て笑っていました。



ご当地標識(ヤギさん)

2022/04/20 09:17:21

ご当地標識(ヤギさん)

ヤギが石を蹴飛ばしている標識がありました。
昔、食用として飼育されていたヤギが、飼育していた人が本土に帰る等して、野生化してしまったそうです。
かなり駆除されたそうですが、まだ駆除しきれていないそうです。
ヤギは急な斜面を平気で登ることができるそうです。
斜面を上り下りするときに、岩を蹴飛ばすことがあるようです。



長崎展望台

2022/04/20 09:21:36

長崎展望台

夜明道路を走り、最初に東海岸の海を望めるのが長崎展望台です。
駐車場からすぐの場所に展望台がありました。
対岸には、兄島瀬戸越しに兄島が浮かんでいます。
ザトウクジラのシーズンには、この兄島瀬戸にクジラを見ることができるそうです。



旭山遊歩道入口

2022/04/20 09:46:56

旭山遊歩道入口

父島に着いた初日に、ツアーで行った旭山展望台への入口です。
旭山は父島の玄関口の二見港の後ろにそびえています。
標高267mの旭山と272mの旭山南峰の山頂に展望台はあります。
遊歩道が山頂まで続き、約800mで1時間程で到着します。
僕らが行ったときは、霧で何も見えませんでした。



ご当地標識(ヤギの親子)

2022/04/20 09:53:36

ご当地標識(ヤギの親子)

次に会ったご当地標識は、ヤギの親子の標識です。
以前、この辺りで野生化したヤギが出没していたそうです。
観光客が「可愛い~~!」と近づいて、蹴飛ばされてケガをしたことがあるようです。
急な崖を平気で行き来するくらい、強靭な足腰なんですよ。



旭平展望台

2022/04/20 09:56:01

旭平展望台

旭平展望台は駐車場の脇にあるので、自転車を押して行くことができます。
旭平展望台は父島の東側に位置しているため、朝日のスポットとして人気があるそうです。
展望台からは兄島と小さな無人島を見ることができ、周囲の海の色は深い青色です。



電波望遠鏡

2022/04/20 10:01:36

電波望遠鏡

VERA小笠原観測局の電波望遠鏡は、複数の電波望遠鏡の観測データを合成して観測しているそうです。
日本国内の4カ所(岩手県奥州市、鹿児島県薩摩川内市、小笠原村、沖縄県石垣市)に設置した口径20mの電波望遠鏡を合成しているそうです。
合成することで直径2300kmの観測網が構築することができるそうです。
VERAの4基の電波望遠鏡は奥州市の水沢キャンパスから遠隔で運用されています。
なので、小笠原には電波望遠鏡だけしかありません。
特に夜間には、アンテナがオレンジ色にライトアップされた姿は、「オレンジぺぺ」の愛称で親しまれて、ナイトツアーの目玉の一つとなっています。
残念ながら昨晩のナイトツアーで寄った時は観測はお休みだったみたいで、ライトアップはされていないだけでなく、アンテナも上を向いたままでした。



ご当地標識(ヤドカリ)

2022/04/20 10:05:56

ご当地標識(ヤドカリ)

ヤドカリ注意の標識が。
小笠原に生息するオカヤドカリは4種類全てが天然記念物なんです。
オオヤドカリは海岸や山林など、どこにでも棲息する生き物だそうです。
道路を横断するときに踏まれてしまったら可哀想です。
運転者への注意喚起とともに、安全運転でとの願いを込めて標識が設置されました。



夜明山の碑

2022/04/20 10:16:58

夜明山の碑

初寝浦展望台近くの駐車スペースに石碑がありました。
「時空を超えて 南へ1000km 夜明けを迎える島 夜明山」と書かれています。
本土からはるばる南へ1000kmも来ているんですね。



初寝浦展望台

2022/04/20 10:23:08

初寝浦展望台

夜明道路から少し入ったところにある展望台です。
海岸まで降りることもでき、住民の方は父島で一番きれいな海岸だと言っていました。
海岸まで約40分かかるそうですが。
展望台までの道に沿いには、旧日本軍の施設跡が点在しています。
建物には、被弾した痕も残っていました。



ご当地標識(カラスバト)

2022/04/20 10:30:28

ご当地標識(カラスバト)

この鳩は、「アカガシラカラスバト」で小笠原諸島に分布する固有亜種のハトです。
首と胸まわりが緑紫色の金属光沢を帯びて、頭部が光沢のあるピンク色をしているそうで、絶滅危惧種の鳥類です。
野生化した飼い猫が、、「アカガシラカラスバト」の卵やヒナ、小笠原固有種の種子や生物を食い荒らしたたそうです。
そのため、現在は「ノネコ」の捕獲用の罠がいたるところにありました。
その成果で、「アカガシラカラスバト」は現在100個体程確認されているそうです。



小笠原追跡所

2022/04/20 10:35:39

小笠原追跡所

小笠原追跡所は、1975年(昭和50年)に旧宇宙開発事業団の施設として設置されました。
種子島から打ち上げられたロケット監視が主な目的だそうです。
施設内に飛行中のロケットを電波で追尾する電波設備が整備されています。
小笠原追跡所と種子島宇宙センターとは専用の回線で結ばれており、データはリアルタイムで伝送されているそうです。
残念ながら見学はできません。



中央山

2022/04/20 10:59:59

中央山

整備された遊歩道を10分程進むと山頂に着きます。
父島で一番高い山で標高319mの中央山です。
山頂には旧日本海軍の電波探信儀の台座が残されています。



中央山展望台

2022/04/20 11:02:25

中央山展望台

中央山の山頂から少し進むと展望台があります。
展望台からは父島を見渡すことができます。
父島の緑濃い森林やセルリアンブルーの海を見ることができます。



中央山展望台

2022/04/20 11:02:35

中央山展望台

目を少しずらすと、二見港の街並みが遠くに見ることができます。
中央山展望台からの眺めは晴れている日中はもちろん、満点の星空を楽しめる場所です。
山頂からは周囲を遮る物が無いので、360度見渡すことができます。



扇浦海岸

2022/04/20 11:35:00

扇浦海岸

扇浦海岸は父島で、穏やかな波と美しい夕陽スポットとして有名な場所です。
正面には大村地区を望むことができる砂浜の海岸です。
駐車場やトイレ・シャワーの付いたレストハウスり、地元の家族連れでに人気の海水浴場です。



境浦海岸

2022/04/20 11:59:58

境浦海岸

二見湾内東部にある波静かな海岸で、シュノーケルのポイントとして人気です。
沖合には太平洋戦争中(1944年)に魚雷攻撃を受け座礁した濱江丸が残ります。
濱江丸は海岸から数十mの所に座礁しています。
シュノーケルで戦争を考えるのも良いのでは。



二見港

2022/04/20 12:15:18

二見港

ゴールの二見港に到着です。
一度宿に荷物を取りに戻り、自転車を分解しておがさわら丸の乗船時間までノンビリします。