2016年12月29日 倉橋島と鹿島を走ってきました

マーカーリスト

写真レポート


呉駅

2016/12/29 08:50:50

呉駅

呉駅はJR西日本呉線の駅で、1903年(明治36年)に官設鉄道駅として開業しました。
1945年(昭和20年)の呉市街空襲(呉空襲)により、1923年(大正12年)に竣工された二代目の駅舎全焼してしまいました。
今日は倉橋島を一周してきます。



アレイからすこじま

2016/12/29 09:15:00

アレイからすこじま

国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園で、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦がイカリを下ろしています。
その昔、呉が海軍の本拠地だったことを偲ばせるエリアです。
周りは旧海軍工廠のレンガ建造物が並ぶレトロな雰囲気で、戦艦・大和も近くのドックで極秘に建造されました。 



巡洋艦青葉終焉之地碑

2016/12/29 09:27:10

巡洋艦青葉終焉之地碑

巡洋艦青葉は日本海軍の重巡洋艦で、青葉型重巡洋艦の一番艦です。
三菱造船長崎造船所で建造され、1926年(大正15年)に進水し、1827年(昭和2年)に就役しました。
青葉は太平洋戦争のフィリピン沖海戦において、1944年(昭和19年)にルソン島西方で米潜水艦の魚雷を受けて大破してしまいます。
呉海軍工廠に帰還しましたが、修理の見込みが立たないため防空砲台として警固屋地区の海岸に繋留されていました。
しかし、1945年(昭和20年)7月の呉空襲で熾烈な爆撃を受け、青葉は大破着底しました。
これら戦争の事実とともに、「命と平和の尊さ」を次世代に伝えるため、終焉であるこの地に碑を建立したものです。



音戸大橋

2016/12/29 09:44:30

音戸大橋

平清盛の開削伝説が残る、急流と渦潮で名高い音戸の瀬戸にかかる橋です。
音戸大橋は1961年(昭和35年)に完成した長さ172mのアーチ型らせん式高架橋です。
瀬戸内海では初めてとなる本土と離島間の架橋事業で架けられました。



弁天島

2016/12/29 10:32:20

弁天島

倉橋島中央部東海岸、長谷地区の北約500mに浮かぶ、弁天島を眺めながら走っていました。
弁天島は面積約0.01平方キロメートルの無人島です。
島内には弁財天が祀られています。



県道286号

2016/12/29 11:15:10

県道286号

県道286号は所々アップダウンがありますが、平坦部が多い県道です。
瀬戸内海沿いに走るので、本州や蒲刈群島の島々を眺めながら走ることができます。
広島や呉と松山を結ぶフェリーも見ることができました。



倉橋島東端

2016/12/29 11:33:40

倉橋島東端

倉橋島の最東端まで行ってきました。
最東端には小さな漁港がありました。
波は全くなく、静かな時間を過ごすことができます。



鹿島大橋

2016/12/29 12:36:55

鹿島大橋

鹿島大橋は、倉橋島と鹿島の間にある鹿老渡小瀬戸に架かる橋です。
鹿島は、面積約2.62平方キロメートル、周囲約9.3kmの広島県の最南端にある有人島です。
1975年(昭和50年)に鹿島大橋が開通したことで、鹿島から倉橋橋と音戸大橋を経由して本州本土に直接往来ができるようになりました。



宮之口漁港

2016/12/29 12:52:25

宮之口漁港

県道285号の終点には、漁港がありました。
アジなどの漁が盛んだそうです。
釣りのポイントでもあるようで、太刀魚やメバルが釣れるそうです。



だんだん畑のピラミッド

2016/12/29 12:57:05

だんだん畑のピラミッド

鹿島は倉橋町の先に浮かぶ静かで小さな島ですが、斜面に築かれた段々畑が有名です。
鹿島は花崗岩が風化した土壌と、山も急斜面であるため、平地が少ない島です。
限られた土地を有効活用するためには、石垣を築く必要があったそうです。
山の頂上から集落の背後にかけて、築いた石垣の形はまるでピラミッドのように見えます。
その形から、農水省主催の「第6回美しい日本のむら景観コンテスト」で、「だんだん畑のピラミッド」として選ばれています。



鹿島瀬戸漁港

2016/12/29 13:16:00

鹿島瀬戸漁港

鹿島瀬戸港は、鹿島大橋を眺めることができる鹿島大橋の下にある漁港です。
防波堤に囲まれていて、波静かな港でした。
時々通る漁船をボーっと眺めていました。



桂浜

2016/12/29 14:43:01

桂浜

穏やかな海に、白い砂浜と松原が続きます。
木蔭でノンビリするのも良いですね。
周辺にはキャンプ場や温泉、資料館がありました。



倉橋島西側

2016/12/29 15:35:51

倉橋島西側

倉橋島の西側からは、江田島で一番高い山の陀峯山を見ることができます。
花崗岩からできた山で、麓には石切り場があるそうです。
山頂には展望台があって、瀬戸内海や倉橋島を一望することができるそうです。



重生漁港

2016/12/29 15:59:37

重生漁港

対岸の江田島や付近の半島に囲まれていて、波が穏やかな漁港でした。
防波堤からはアジやメバルが釣れるそうです。
春や秋にはアオリイカが釣れるそうで、人気の釣りスポットの一つです。



早瀬大橋を望む

2016/12/29 16:07:17

早瀬大橋を望む

県道283号から県道35号へ向かう少し手前に駐車スペースがありました。
案内板もあり、付近の様子がわかります。
正面には早瀬大橋や江田島を見ることができます。



音戸渡船(音戸側)

2016/12/29 17:03:49

音戸渡船(音戸側)

音戸渡船は、呉市の警固地区と音戸地区の間にある音戸ノ瀬戸と呼ばれる海峡の両岸を結ぶ渡船です。
江戸時代から運航されている歴史がある定期船です。
音戸渡船はわずか120mしかなく、日本で一番短い定期航路の船としても知られています。
時刻表は無く、船が対岸にいても迎えに来てくれます。
人の他に自転車や原付も乗船可能で、運賃は大人100円で、自転車は自転車込みで150円でした。
「海峡横断証明書」を100円で発行してもらえます。



音戸渡船(警固側)

2016/12/29 17:09:09

音戸渡船(警固側)

音戸ノ瀬戸は往来する船が多く、渡船は往来する船とのタイミングを計って海峡を横断していきます。
潮の流れも非常に早く、難所としられている海峡を、渡船は約3分で運んでくれます。
呉市民の足として活躍しています。



アレイからすこじま

2016/12/29 17:28:44

アレイからすこじま

アレイからすこじまに戻ってきました。
周囲はかなり薄暗くなってきてしまいました。
潜水艦も照明で照らされて、朝に見た雰囲気と違います。
今日のゴールの呉駅までは、あと少しです。