2016年09月02日 とびしま海道に行ってきました(往路)

マーカーリスト

写真レポート


安芸川尻駅

2016/09/02 09:51:18

安芸川尻駅

今回の自転車旅は、とびしま海道を走りにきました。
サイクリストの聖地として今や世界中から注目を浴びる「しまなみ海道」。
その西側には「とびしま海道」と呼ばれる、7つの島々を橋で結ぶ「とびしま海道」があります。
島々が庭園を渡る飛び石(とびいし)をイメージさせる連絡架橋ルートです。



安芸灘大橋

2016/09/02 10:08:55

安芸灘大橋

安芸灘大橋は本州側と下蒲刈島を結ぶ橋で、安芸灘諸島連絡架橋では唯一の有料道路ですが、自転車は無料です。
女猫の瀬戸に架かり、全長は約2.7kmで橋脚部は約1.2kmあります。
多島美と調和した形の、技術力が駆使された長大吊橋で、優れた橋梁建築として土木学会田中賞を受賞しています。



蒲刈大橋

2016/09/02 10:36:00

蒲刈大橋

蒲刈大橋は、上蒲刈島と下蒲刈島を結ぶ橋です。
三之瀬瀬戸に架かり、長さ480mのトラス橋です。
最大支間長は255mあり、国内で7番目の長さで、広島県内では最長のトラス橋です。
安芸灘諸島連絡架橋では最初に架けられた橋だそうです。



仏ヶ崎

2016/09/02 10:44:10

仏ヶ崎

仏ヶ崎は、上蒲刈島の南西にある岬です。
岬からは瀬戸内海に浮かぶ、小島、上黒島や下黒島を眺めることができます。
近くには展望台がありました。



通行止め

2016/09/02 10:58:30

通行止め

県道287号で上蒲刈島を時計周りに走りました。
この先で土砂崩れがあり、この先が通行止めになっていました。
Uターンして来た道を戻ります。



通行止め

2016/09/02 11:39:52

通行止め

せっかくなので反対側の通行止めを見に行ってきました。
通行止めの区間は、約400mのようです。
土砂崩れの現場は見ることはできませんでした。



上蒲刈島北側

2016/09/02 12:00:51

上蒲刈島北側

県道287号を再び時計回りで上蒲刈島を回ります。
多くの部分が平坦なので走りやすいのですが、狭い区間も多いので注意が必要です。
対岸の呉市方向を眺めながら走ることができます。
上蒲刈島も呉市ですが。



日高神社

2016/09/02 12:07:51

日高神社

1620年(元和6年)に、大分県の宇佐八幡から分霊を勧請したと伝えられ、大浦地区の氏神として崇められています。
中世、蒲刈島及び仁方や川尻付近を日高庄といっていたそうです。
その当時の総鎮守社であったのか、以前は日高庄八幡宮と言っていました。
沖行く船は帆を半分下げて敬意を表していたそうです。



日高神社 鳥居

2016/09/02 12:08:51

日高神社 鳥居

瀬戸内海に面した日高神社鳥居です。
瀬戸内海沿いに走ると、海に面した鳥居がいくつかあります。
波が穏やかな瀬戸内海だから、できるのでしょうか。
次に走る豊島と豊島大橋を見ることができます。



豊島大橋

2016/09/02 12:30:37

豊島大橋

豊島大橋は、安芸灘諸島連絡架橋の本州から3番目の橋で、豊島と上蒲刈島を結んでいます。
長さ約903mの吊橋で、2008年(平成20年)に供用を開始しました。
愛称はこの地域で古くから親しまれ県鳥でもあるアビから「アビ大橋」と付けられています。



豊島

2016/09/02 12:51:02

豊島

豊島は面積約5.8平方キロメートルの円形をした島です。
蜜柑・レモンなどの果樹栽培や漁業が盛んな島です。
豊浜大橋に向かい丘からは、瀬戸内海の絶景が望むことができます。



豊浜大橋

2016/09/02 12:57:12

豊浜大橋

豊浜大橋は、安芸灘諸島連絡架橋の本州から4番目の橋で、大崎下島と豊島を結んでいます。
長さ543mのトラス橋で、最大支間長は240mあり、国内では9番目の、広島県では2番目の長さを誇ります。
大崎下島側には、豊浜大橋架橋を記念して架橋記念公園が整備されています。



休憩所

2016/09/02 13:08:17

休憩所

休憩所にはサイクルスタンドやとびしま海道サイクリングロードの案内板がありました。
休憩所からは対岸に浮かぶ三角島を眺めることができます。
三角島は、大崎下島から約500m沖合にある島です。
フェリーの時間を調べたら、丁度いい時間のフェリーがあるようなので、三角島に寄ることにしました。



三角港

2016/09/02 13:39:22

三角港

久比港からフェリーで10分で到着します。
自転車は自分でおさえて乗ることになります。
三角島は面積約0.5平方キロメートルの小さな島です。
古くは、「見賀多島」や「三方島」などの字が当てられたそうです。



造船所

2016/09/02 13:44:37

造船所

三角島の西端には造船所がありました。
2015年(平成27年)には、造船所の敷地内に1日あたり最大4,000kwが発電可能な三角太陽光発電所が竣工しました。



三角島東側

2016/09/02 13:57:57

三角島東側

三角港近くの美加登神社脇には砂浜がありました。
手が届く所に大崎下島があります。
美加登神社は、福岡県の宗像神社の祭神「宗像三女神」を安芸の厳島神社へ勧請する時、仮宮として創建されたと言われています。
厳島神社の創建は593年であることから、この美加登神社もその頃の創建と伝わっています。



堤ノ鼻

2016/09/02 14:04:27

堤ノ鼻

三角島の北側にある岬です。
本州だけでなく、大崎上島を見ることができます。
もう少し先まで行けそうだったので、行き止まりまで往復してきました。



三角港

2016/09/02 14:48:37

三角港

三角島を一周する道はありませんでした。
三島島に来た時に乗ってきたフェリーの、折り返しのフェリーで久比港に戻りました。



野坂地区海岸

2016/09/02 15:21:20

野坂地区海岸

久比港から約1.5km東に進むと野坂地区海岸がありました。
夏には良好な海水浴場になりそうな海岸です。



ゆたか海の駅 とびしま館

2016/09/02 15:27:55

ゆたか海の駅 とびしま館

小長港に海の駅がありました。
海の駅では食事や特産物を扱う売店がありました。
小長港からは、大崎上島の明石港へフェリーが約15分で行くことができます。



宇津神社

2016/09/02 16:12:50

宇津神社

宇津神社は、孝霊天皇の御代(紀元前115年)に創建されたと伝えられる歴史ある神社です。
昔から災難除けの神として、多くの戦国武将が戦勝の祈願に訪れ武具を献じたそうです。
神社に隣接する宝物館にそれらの一部が展示されています。
また海難除けの神として、多くの参拝者が訪れ、絵馬、刀剣、ナウマン象の化石など奉納品も多く納められています。



豊町御手洗伝統的建造物群保存地区

2016/09/02 16:28:10

豊町御手洗伝統的建造物群保存地区

御手洗地区は大崎下島の東南端にあり、1672年(寛文6年)以後、北前船が寄港するようになりました。
沖乗り航路が開発される中で、潮待ちや風待ちの港として御手洗港は発達しました。
江戸時代を通じて中継ぎ港として栄え、西国大名も参勤交代の際に御手洗港に船宿をもって寄留したそうです。
幕末期には薩摩藩・長州藩・芸州藩との交易場所になり、外国船も停泊したそうです。
御手洗地区の建物は江戸時代後期から明治時代のものが多く、一部には洋風建築も残っています。
また港には、雁木や突堤、石組護岸、高燈籠が残り歴史的な景観を形作っています。