2016年08月06日 宗谷岬から枝幸まで走りました

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写真レポート


宗谷岬

2016/08/06 08:14:36

宗谷岬

昨日は宗谷岬近くに泊まりました。
まだ朝が早いので、観光客は数えるくらいしかいませんでした。
今日は、宗谷丘陵やオホーツク海に沿って枝幸町まで走ります。



宗谷丘陵

2016/08/06 08:29:06

宗谷丘陵

今日も宗谷岬の先に、樺太を見ることができます。
樺太は面積76,400平方キロメートルで、世界第22位でロシア最大の島です。
1905年(明治38年)から1945年(昭和20年)までは、北緯50度線を境に、南半分を「樺太」として日本が領有していていました。



宗谷丘陵

2016/08/06 08:56:46

宗谷丘陵

稚内の山地を特徴づける「モコモコ」としたなだらかな丘陵性の地形を見ることができます。
高さ20mから200m程となり、稜線は丸みを帯び、谷は樹枝状に伸びているこの地形は「周氷河地形」の一つと言われています。
稚内地方では土が凍っては融け、融けては凍るという現象を繰り返しているうち傾斜地で流土現象が起きます。
そして、斜面の上の土がえぐり取られ下の谷にそれが積み重なって尾根と斜面がなだらかになり小さい谷が作られました。



宗谷丘陵

2016/08/06 09:01:16

宗谷丘陵

小さい谷が作られたのは、これは今から1万~2万年前に起こった、地球最後の氷河期「ウルム氷河期」だといわれています。
このような「周氷河地形」は、北海道のいたる所で形成されたといいます。
しかし、開発などで景観は失われ、今も美しい地形が見ることができるのが宗谷丘陵といえます。



猿払村堺

2016/08/06 10:21:56

猿払村堺

国道238号で猿払村に入りました。
猿払村は、北海道を代表するホタテの産地として有名です。
面積は5907平方キロメートルあり、奈良県の十津川村に次ぐ日本の村で二番目の広さがあります。



道の駅 さるふつ公園

2016/08/06 10:55:41

道の駅 さるふつ公園

道の駅さるふつは、公園オホーツク沿岸を走る国道238号沿い猿払村村営牧場の一角にあります。
雄大なオホーツクと広大な大地、海と陸と空が一つにとけあったような海岸線に建つ道の駅です。
レストランでは水揚げ日本一を誇るホタテなど郷土料理を食べることができます。



エサヌカ線

2016/08/06 11:47:23

エサヌカ線

猿払村道エサヌカ線は、全長約16kmあり、国道238号より、更にオホーツク海側を走ります。
エサヌカ線の案内板などは無かったので、国道238号の猿払川にかかる新富士見橋を渡り、浜猿払漁港を目指すと良いと思います。
僕は、猿払簡易郵便局を目標にしました。



エサヌカ線

2016/08/06 12:04:08

エサヌカ線

エサヌカ線は、途中3ヶ所のクランクがありますが、これを除けばひたすら一直線に牧草の中を突き抜ける道路です。
道路沿いには電柱や看板もなく視界を遮るものがないため、地平線を最大限に楽しむことができました。
壮大な景色がライダーに人気がある道路です。
オートバイには何十台も追い抜かれたりすれ違ったりしましたが、自転車乗りには知られていないのか。自転車は1台も見ませんでした。



ベニヤ原生花園

2016/08/06 12:43:28

ベニヤ原生花園

ベニヤ原生花園は、北オホーツク道立自然公園内にある、330ヘクタールの広大な原生花です園。
100種類以上の湿生植物や海浜植物などが群生する公園で、花の見ごろは5月中旬から9月中旬だそうです。
蛇行する小川や沼、砂丘、湿原と地形的にも変化に富んでいて、園内には遊歩道が整備されています。



クッチャロ湖

2016/08/06 13:55:01

クッチャロ湖

クッチャロ湖は周囲約30km、最大水深約2.5m、北側の小沼と南側の大沼が水路によって繋がっている海跡湖です。
日本とロシアを渡る水鳥達の重要な中継地で、約300種の野鳥が記録されています。
春と秋の渡りの季節に、数千羽のコハクチョウと数万羽のカモ類が観察できます。
冬には、天然記念物のオジロワシやオオワシの姿も見られます。
1989(平成元年)に、クッチャロ湖は日本のラムサール条約登録湿地として指定されました。
日本では三番目に指定を受け、国内最北端の登録湿地です。



北見神威岬公園

2016/08/06 15:05:56

北見神威岬公園

北見神威岬は、美しいオホーツクブルーを眺める絶景スポットです。
夏には高山植物が咲き、冬には真っ白な流氷で埋め尽くされる岬は、四季折々の神秘的な表情をみせる景勝地です。
神威とは、アイヌ語に由来する地名で神様の意味があります。
積丹半島に同じ名の神威岬があるため、旧国名の北見国を冠して北見神威岬と呼ばれています。



ウスタイベ千畳岩

2016/08/06 15:55:27

ウスタイベ千畳岩

ウスタイベ千畳岩は、枝幸港の北に突き出した小さな岬のウスタイベ岬にあります。
畳を重ねたかのような岩が特徴的な海岸で、北オホーツク道立自然公園に指定されています。
早朝にはオホーツク海を昇る朝日が、岩々やオホーツクの海を赤く染めます。
冬はオホーツク海全体を埋め尽くすほどの流氷を間近で見ることができます。



北見枝幸駅

2016/08/06 16:23:28

北見枝幸駅

北見枝幸駅は国鉄興浜北線の駅で、1936年(昭和11年)に鉄道省興浜北線の浜頓別-北見枝幸の開通に伴い開業しました。
当時は北見枝幸駅から興浜南線の執着駅の雄武駅との間が鉄道で結ばれる計画がありました。
また、宗谷本線美深駅を起点とする美幸線の執着駅だった仁宇布駅からの延伸計画もありました。
1985年(昭和60年)の興浜北線の廃線に伴い廃止になりました。
駅舎跡は交通公園として整備されていて、北見枝幸駅跡の記念碑が建立されています。