2016年07月15日 根室中標津空港から尾岱沼まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


中標津空港

2016/07/15 10:02:50

中標津空港

中標津空港は、北海道の一番東の空の玄関口です。
全日空が、羽田便の一日1往復、新千歳便の一日3往復で運航されています。
根室へ近い位置にあり、また知床の羅臼や摩周湖エリアにも近い空港です。



開陽台

2016/07/15 11:11:46

開陽台

中標津町のランドマークとも言われる開陽台は、標高270mの台地にあります。
開陽台からあたりを見渡すと、「緑のじゅうたん」とも表現されるような牧草地帯が一面に広がります。
まさに「北海道に来た!」と実感することができます。



川北駅跡

2016/07/15 12:24:35

川北駅跡

川北駅は、JR北海道標津線の駅でした。
1937年(昭和12年)に国鉄計根別線が計根別-根室標津の延伸に伴い設置され、路線名も標津線に変更されました。
1989年(平成元年)に標津線の全線廃止に伴い廃駅となりました。
現在は駅跡にプラットホームがあり、キハ22形気動車が展示されています。



標津サーモン科学館

2016/07/15 12:55:45

標津サーモン科学館

標津町は北海道内でも有数のサケの水揚げ量があります。
世界に生息しているサケの仲間を展示する水族館で、サケ科魚類展示数は国内一を誇ります。
産卵時期には、シロザケやカラフトマスが魚道をを勢いよく登って遡上する光景を直に観察することができます。



道道950号

2016/07/15 14:02:00

道道950号

道道950号は国道244号から分岐し、野付半島の先端付近まで走ります。
野付湾を見ながら走れるだけでなけ、オホーツク海と国後島を眺めることもできます。



ナラワラ

2016/07/15 14:22:45

ナラワラ

道道950号のほぼ中間にあたるところに、現存する木々と立ち枯れた木々が混在するナラワラがあります。
ナラワラは、海水に侵食され風化したミズナラの木々の一団で、独特の景観を成しています。
自生する木々の緑の手前に立ち並ぶ風化した白い木々のコントラストが美しく、幻想的な光景をつくりだしています。



野付半島ネイチャーセンター

2016/07/15 14:44:30

野付半島ネイチャーセンター

野付半島ネイチャーセンターは、日本最大の砂嘴である野付半島の自然や歴史についての情報を提供している施設です。
一階では観光案内や特産品の販売などのサービスを、二階では自然や歴史の展示、解説などを行っています。
散策前に、野付半島のの自然情報を入れて行くと良いですよ。



野付半島の碑

2016/07/15 14:46:45

野付半島の碑

トドワラに続く遊歩道の入口に野付半島の碑がありました。
野付半島は、知床半島と根室半島の中間にあります。
海流によって運ばれた砂が長年に渡って蓄積して形成された砂嘴(さし)という地形をしています。
オホーツク海に腕を伸ばしているような形で、複雑に入り組んだ地形、起伏の多い海底と早い潮流から、道内でも有数の漁場にもなっています。



トドワラ

2016/07/15 15:09:25

トドワラ

海水に浸食されたトドマツが立ち枯れた姿を見せる光景は、まさに地の果てを思わせます。
荒涼とした風景が自然の摂理を感じさせます。
野付半島ネイチャーセンターから木道の散策路を歩くか、トラクターバスで行くこともできます。



トドワラ

2016/07/15 15:14:00

トドワラ

遊歩道を更に進んで行くと、少しですがトドマツが立ち枯れした風景を見ることができます。
35年以上前に来たときは、立ち枯れの中を歩いた記憶があるのですが。
現在でも浸食が進んでいて、いずれはこの光景が見られなくなるかもしれません。



トドワラ

2016/07/15 15:17:25

トドワラ

かつてはトドマツの立ち枯れがあったと思われる場所です。
幾度かの暴風、嵐、海岸線の浸食などで、トドマツの立ち枯れは現在では数本しか見ることができません。
春から秋にかけて、冷涼な環境であることから高山植物の可憐な花々が咲くことで知られています。



野付埼灯台

2016/07/15 16:05:40

野付埼灯台

野付埼灯台の手前からダートになります。
そこには「関係者以外の車両進入禁止」の標識が。
悩んでいたら漁師の方から、自転車は先端まで行けるよと。
野付埼灯台は1953年(昭和28年)に初点灯されました。
国後島との距離が狭い部分にあるので、灯台の光は国後島まで達します。



行き止まり

2016/07/15 16:22:40

行き止まり

野付半島の行き止まりまで行ってきました。
一般車進入禁止の標識から4km強、観光客は徒歩か自転車でしか来ることができません。
何もない場所ですが、それが似合う場所です。



アラハマ ワンド

2016/07/15 16:24:55

アラハマ ワンド

野付半島先端部のアラハマワンドには、江戸時代に番屋が建ち並んでいたことがわかっていて、今も土塁や溝、敷石などが残されています。
また、野付半島の先端付近には「野付通行屋」の跡があります。
1799年(寛政11年)に、幕府が国後に渡る中継点として、根室・厚岸・羅臼方面の交通の拠点として設けたのもだそうです。



尾岱沼漁港

2016/07/15 18:02:33

尾岱沼漁港

野付湾は、北海道東部にある根室海峡に面する湾です。
北海道本島と野付半島に囲まれるように位置し、南側に開け根室湾につながります。
尾岱沼とも呼ばれ、一帯は野付風蓮道立自然公園に指定されています。
野付湾には打瀬舟による打瀬網漁が行なわれ、風物詩となっています。