2016年07月02日 利尻島に上陸しました

マーカーリスト

写真レポート


桃岩トンネル

2016/07/02 08:26:05

桃岩トンネル

道道765号は、礼文島の西側の「元地地区」と島の中心市街地である東側の「香深地区」を結ぶ唯一
の道路です。
また、急峻な山間部を通過していることから、岩石崩壊・地すべり・雪崩などの自然災害が頻発しています。
2014年(平成26年)8月24日の大雨で、桃岩トンネル元地側坑口脇の斜面が崩壊し、土砂が堆積する災害が発生しました。
この災害にで、2014年(平成26年)10月3日までの約40日間完全通行止めとなり、43世帯86名が孤立する事態となりました。
現在は、より安全な新桃岩トンネルを経由する、新しい道路が建設中です。



桃台猫台

2016/07/02 08:32:18

桃台猫台

礼文島の西海岸、元地海岸のさらに南にある桃岩荘ユースホステル近くにある展望地が桃台猫台がありました。
背後に桃岩を眺め、海上に猫岩というのが桃台猫台という名の由来だそうです。
「桃岩がより桃に、猫岩がより猫に見える」といわれています。



桃台猫台展望台

2016/07/02 08:36:30

桃台猫台展望台

展望台からは猫岩が小さいですが見ることができました。
猫岩は何か黄昏れて海を見つめている猫の後ろ姿に見えます。
声をかけられるのを待っているのでしょうか。



桃台猫台展望台

2016/07/02 08:37:43

桃台猫台展望台

振り返ると、桃の形をした巨岩の桃岩の迫力が間近に見ることができます。
桃の形をした姿がはっきりとわかるのは、ここからが一番だと思います。
晴れていたら、もっと素晴らしい景色を堪能できたと思います。



地蔵岩

2016/07/02 08:52:41

地蔵岩

礼文島の西側、元地海岸に直立する高さ50mほどの奇岩です。
二つの切り立った岩が手を合わせているように見えることから由来します。
西側に位置しているので、綺麗な夕日も見える人気があるスポットです。



メノウ浜

2016/07/02 08:56:11

メノウ浜

礼文島元地海岸のメノウ浜です。
メノウ海岸は、小さなメノウの原石が拾えることで知られています。



猫岩を望む

2016/07/02 09:25:41

猫岩を望む

桃岩トンネル付近から振り返ると、遠くに猫岩を見ることができました。
新桃岩トンネルが完成し新道が開通すると、ここから猫岩を見ることができなくなってしまうのでしょうね。
桃岩トンネルを抜けると、港までは下り基調です。



香深港

2016/07/02 09:38:34

香深港

礼文島を満喫し香深港に戻ってきました。
35年以上前の礼文島の記憶は、ウニの作業小屋で漁師さんに、美味しそうっですねと言ったら、食べていくかと言われたこと。
それが今は、高級品のエゾバフンウニだとは知らなかったんです。
美味しかったな。
8時間コースを歩いたことをなど思い出しながら、利尻島行きのフェリーを待っていました。



ハートランドフェリー

2016/07/02 10:04:24

ハートランドフェリー

利尻島へ向かうフェリーがやってきました。
利尻島には2つのフェリーターミナルがあり、礼文島からは鷲泊港と、沓形港へ行くことができます。
沓形港は夏季シーズン限定の運航です。



沓形港

2016/07/02 11:04:49

沓形港

礼文島の香深港から40分で沓形港に到着しました。
ハートランドフェリーの利尻・礼文航路では3隻のフェリーで運航されています。



沓形岬灯台

2016/07/02 11:11:19

沓形岬灯台

沓形岬灯台は、沓形岬公園にある白と赤に塗られた小型灯台です。
沓形岬灯台は1952年(昭和27)初点灯されました。
周辺は、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されていて、利尻山から礼文島までを一様に見渡せる場所として人気があります。
 



利尻島サイクリングロード

2016/07/02 11:21:34

利尻島サイクリングロード

利尻町森林公園の交差点を左折し、サイクリングロードを走ってきました。
利尻町サイクリングロードは、利尻富士町の野塚展望台まで約25kmのコースです。
利尻富士を見ながら走れるコースですが、今日は雲が厚くかかってしまっています。



会津藩士の墓

2016/07/02 11:32:59

会津藩士の墓

1807年(文化7年)に、幕府の統治下に置かれていた利尻を、ロシア艦隊が襲撃するという事件が起きました。
幕府はに会津藩に北方警備を命じ、会津藩は約250人の藩士を派遣しましたが、ロシアとの直接的な武力衝突はありませんでした。
しかし、当時の利尻の厳しい自然環境と食料の不足などから、何人かの藩士がこの地に骨を埋めることになってしまいました。
利尻島には3カ所に墓が残されていて、種富駐輪駐車公園敷地内の墓に眠る2人は、カラフト警固を終えた帰りの船で亡くなりました。



礼文島

2016/07/02 11:56:24

礼文島

利尻島サイクリングロードでも礼文島を見ることができました。
晴れていれば、もっと素晴らしい景色だったのでしょう。
エゾカンゾウのオレンジ色の花が咲いていました。



富士野園地

2016/07/02 12:40:51

富士野園地

富士野園地は、6月下旬から7月中旬にかけて花開くエゾカンゾウの大群落地です。
残念ながら、エゾカンゾウは少ししか咲いていませんでした。
富士野園地は2012年(平成24年)に公開された、吉永さゆりさん主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地にもなった場所です。



富士野園地展望台

2016/07/02 12:50:10

富士野園地展望台

東屋があり、ウミネコが集団でコロニーをつくる「ポンモシリ島」が間近に見えます。
夏は海鳥たちの子育てシーズンで、野鳥観察も楽しめます。
ポンモシリは、「小さい島」を意味するアイヌ語からの地名だそうです。
東屋もあるので、ノンビリするのも良いと思います。



ペシ岬展望台

2016/07/02 13:20:00

ペシ岬展望台

ペシ岬は、鴛泊港にある標高90mほどの巨大な岩山です。
別名「灯台山」とも呼ばれ、展望台、会津藩士の墓、鴛泊灯台などがあり、頂上までは急な坂道を歩きます。
晴れた日には、利尻山、礼文島、北海道本土の稚内市までを望むビュースポットです。



利尻富士

2016/07/02 13:29:01

利尻富士

展望台から戻る時には、鷲泊港越しに利尻富士も見ることができました。
360度見渡せることができるので、天気が良いと稚内や礼文島も綺麗に見ることができるそうです。
鴛泊港から近い場所にあるので、フェリーの待ち時間に来るのもいいかもしれません。



鴛泊港

2016/07/02 13:45:41

鴛泊港

鴛泊港は、日本最北の都市稚内から南西へ約50kmを隔てた利尻島の北東岸に位置する地方港湾です。
フェリーによる物流、人流拠点や地域の基幹産業である水産業の基地として、重要な役割を担っています。
利尻島観光の拠点になっています。
現在はハートランドフェリーが稚内と利尻島との間で運航しています。



湾内大橋

2016/07/02 14:51:01

湾内大橋

全長193mの湾内大橋は地上から60mの高さがありなす。
晴れていると、橋の上からは鴛泊湾やベシ岬、礼文島が一望することができます。
今日は、残念ながら小雨のため見るjことはできませんでした。
少し待っていたら、利尻富士の姿が見えてきてくれました。



姫沼園地

2016/07/02 15:03:01

姫沼園地

サイクリングロードから姫沼に向かいました。
途中にはキツメの上り坂がありました。
園地の駐車場は広く、トイレも整備されています。



姫沼

2016/07/02 15:05:26

姫沼

うっそうとした原生林に囲まれた周囲約800mの神秘的な人工沼です。
湖面に映る「逆さ利尻富士」が美しいことで知られています。
野鳥が生息する湖畔の森には、一周20分ほどの散策路が整備されています。
野鳥のさえずり聞きながら、散策することができます。



利尻島オブジェ

2016/07/02 15:38:16

利尻島オブジェ

「利尻島サイクリングロード」のゴール地点です。、
利尻山の絶景スポットのひとつにもなっていますが、今日は雲からうっすらと見えるくらいでした。
園内には、利尻島のモニュメントや公衆トイレがあります。



野塚展望台

2016/07/02 15:39:36

野塚展望台

晴れていると、紺碧の海の先にペシ岬と鴛泊港、その向こうに礼文島を見渡す爽快な景色が広がります。
道道108号沿いの海側にあり、日本初の英語教師であり、日本近代化の祖ともなる「ラナルド・マクドナルド」の顕彰碑があります。
まだ鎖国の時代の1848年(嘉永元年)にこの青年はアメリカの捕鯨船が日本近郊にまで進出した頃、難破を装い利尻島の野塚に上陸しました。
その後捕らえられて松前へ、そして最終的には九州の長崎に移送されました。
日本初の英語教師となり、ペリー来航時に彼が英語を教えた生徒が幕府の通訳として活躍しました。



石埼灯台

2016/07/02 16:27:26

石埼灯台

石埼灯台は、太平洋戦争中の1943年(昭和18)年に初点灯されました。
石埼灯台は塔高が32mと大型の灯台で、利尻島の東端に立っています。
近海を航行する船舶の道標になっています。
また、北海道本土のサロベツ原野と利尻島の間にある利尻水道を漁場とする数多くの漁船にとって、なくてはならない大切な灯台です。