2016年05月05日 北九州から関門トンネルで下関まで走りました

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写真レポート


若松駅

2016/05/05 09:41:08

若松駅

昨日は若戸渡船が強風で欠航だったので、若松駅に自転車を置いて小倉の宿に鉄道で向かいました。
バスの方が安いし、時間もかからないのは知っていましたが、筑豊本線の若松-折尾に乗るのは久しぶりだったので。
今日はバスで戻ってきました。



若戸渡船

2016/05/05 10:04:54

若戸渡船

今日は若戸渡船は運航されていました。
若戸渡船は平日の通勤時間帯は12分に1本程度、そのほかの時間帯でも15分~20分に1本程度と、頻繁に運航されています。
所要時間は3分で、自転車は自分で押さえていました。
運賃は100円で、自転車は50円でした。



戸畑渡場

2016/05/05 10:10:04

戸畑渡場

若松渡場から3分の船旅で戸畑渡場に到着です。
戸畑渡場は若戸大橋の真下にありました。
若戸渡船は、明治以前から若松の地主によって運航されていたそうです。
1985年(昭和60年)までは、西鉄の路面電車が近くを走っていて、渡船も賑わっていたそうです。



小倉城

2016/05/05 10:47:14

小倉城

1602年(慶長7年)に細川忠興が築城した名城です。
現在の小倉城は、市民の熱望により、1959年(昭和34年)に再建されたものです。
全国でも珍しい「唐造り」と呼ばれる建築様式で建てられています。
「唐造り」とは、4階と5階の間に屋根のひさしがなく、下の4階よりも上階の5階が膨らんでいる造りのことだそうです。
天守閣からは小倉の町が一望でき、桜の時期はとくに美しい眺望が楽しめます。



小倉城庭園

2016/05/05 11:44:44

小倉城庭園

小倉城庭園は、小笠原氏の別邸であった下屋敷跡を復元した大名の庭園と典型的な江戸時代の武家の書院を再現した施設です。
小倉城を築いた細川氏のあとを継ぎ234年にわたって城主をつとめた小笠原家は、徳川幕府の有力な大名でした。
同時に全国の小笠原一族の総領家でもあり「小笠原流礼法」の宗家として知られる旗本の小笠原家もその一族です。
礼法は「思いやりの心」と「もてなしの心」を大切にする日本の伝統的な文化のひとつです。
小倉城庭園は、その心とともに礼法の歴史などを紹介し、礼法を中心にした伝統的な生活文化を後世に伝えていくための施設です。



大里海岸緑地

2016/05/05 12:33:14

大里海岸緑地

門司赤煉瓦プレイス」前に広がる遊歩道です。
関門海峡の眺めを楽しみながら、のんびりと散歩やジョギングする人の姿が見られます。



北九州市門司麦酒煉瓦館

2016/05/05 12:36:14

北九州市門司麦酒煉瓦館

門司麦酒煉瓦館は、1913年(大正2年)に帝国麦酒株式会社として建設されました。
当時はサクラビールと銘打ったビールを醸造・販売していました。
長い歴史の中で合併や分割を経て、最終的にサッポロビールとして、2000年(平成12年)まで操業していました。
日本における最初期の鉱滓煉瓦建物であり、現存最古の本格的鉱滓煉瓦建築です。
初期工業学校建築家出身者 林栄次郎による設計建築の意匠及び技術水準が刻印されており大変貴重な建物です。



旧サッポロビール醸造棟

2016/05/05 12:38:54

旧サッポロビール醸造棟

2000年(平成12年)まで醸造所として稼動していました。
内部には戦前期のドイツ製醸造機器が保管されています。
前を通る道は「旧長崎街道」として知られています。
江戸時代には参勤交代の際、九州の諸大名の多くがこの周辺の宿場町から本州へ渡っていったとの記録も残っています。



旧倉庫棟(赤煉瓦交流館)

2016/05/05 12:41:24

旧倉庫棟(赤煉瓦交流館)

海側には、倉庫棟が並んでいます。
かつてはサクラビールの倉庫として、沢山のビールが貯蔵されていたんでしょうね。
その倉庫群の一角に「長崎番所趾の石碑がありました。
1799年(寛政11年)に幕府(長崎奉行所)が「大里浦出張所」をここに設置したとあります。
当時玄界灘に出没した密貿易船の取締りと、対唐貿易の代物を長崎に送る際の、保管中継基地としていたそうです。



関門橋

2016/05/05 13:06:24

関門橋

本州と九州との間を隔てる関門海峡は、最も距離の短い所だとその間わずか700m弱しかありません。
その関門海峡に、本州と九州とを結ぶ連絡橋として1973年(昭和48年)に開通したのが関門橋です。
長さは1,068mで、完成当時は東洋一の長さを誇っていたそうです。
関門海峡は、一日に大小700隻もの船が行き交う船の要所です。



九州鉄道記念館

2016/05/05 13:17:14

九州鉄道記念館

九州鉄道記念館は、九州の鉄道の歴史を残すために、2003年(平成15年)に開館されました。階では明治時代に九州で製作された木造の実物客車が展示されています。
屋外には九州で活躍した歴代の車両が並んでいます。
門司港駅は、駅保存修理工事中でした。



旧門司三井倶楽部

2016/05/05 14:04:55

旧門司三井倶楽部

1921年(大正10年)に三井物産の宿泊施設、社交倶楽部として建設された建物です。
各部屋に暖炉があり、ドア枠や窓枠、大階段の親柱にはアールデコ調の飾りがあしらわれているそうです。
1922年(大正11年)に講演旅行で来日したアインシュタイン博士も、ここ三井倶楽部に宿泊しました。
1階には、門司港を代表するふぐ料理店が経営するレストラン「三井倶楽部」があります。
国の重要文化財に指定されています。



門司港

2016/05/05 14:29:51

門司港

門司港からは、赤煉瓦の旧門司税関や展望室がある門司港レトロハイマートを見ることができます。
旧門司税関は1912年(明治45年)に建てられ、明治から昭和初期まで税関として使われていた建物です。
赤レンガの壁に瓦屋根という典型的な和洋折衷の様式で、近代化産業遺産にも指定されています。
門司港レトロハイマーはト超高層マンションで、最上階は展望台になっています。
高さ103mから関門海峡・関門橋、門司港レトロ地区や門司の街並みが見渡せ、門司港レトロ地区のランドマークにもなっています。



ノーフォーク広場

2016/05/05 14:41:48

ノーフォーク広場

北九州市の姉妹都市の米国ノーフォーク市にちなんで名付けられた海浜公園です。
広場は関門海峡に面し、関門橋を背景に、様々な船が行き交う光景を楽しむことができます。
海峡に夕日が沈む時間は、お勧めだそうです。



関門トンネル人道入口

2016/05/05 14:46:28

関門トンネル人道入口

関門海峡を繋ぐ、全長780メートルの歩行者用海底トンネルです。
1937年(昭和12年)に計画され、戦争の中断があったものの21年の歳月をかけて、1958年(昭和33年)に完成しました。
海底に伸びるトンネルは上下に区切られ、上は車道、下は徒歩で通行できるようになっています。
人道入口からエレベーターで降りて、自転車は押して進みます。



山口県境

2016/05/05 14:59:31

山口県境

トンネルの中ほどには福岡県と山口県の県境の標識があり、珍しい海底の県境として有名です。
通行料は歩行者は無料で、自転車や原付は20円ですした。
門司側の入口から下関側の出口まで、ノンビリ歩いて15分位でした。



壇之浦古戦場跡

2016/05/05 15:04:41

壇之浦古戦場跡

下関側の関門トンネル人道入口近くに「みもすそ川公園」がありました。
平氏と源氏の戦いの舞台、壇之浦古戦場の跡です。
源義経と平知盛の像や幕末の下関戦争時の長州砲の原寸大のレプリカがありました。
船の往来を見るだけでも楽しめると思います。
今日は下関駅まで走って博多駅へ移動します。
今日も博多の友人と飲んで、明日空路で帰ります。