2014/07/19 09:33:20
道道657号で大樹町に入りました。
「宇宙のまちづくり」を標榜し、航空や宇宙分野での実験や飛行試験を誘致しています。
町のカントリーサインも滑走路を背景とした宇宙に向かって発射するロケットの絵柄です。
2014/07/19 10:10:30
歴舟川が近いので餌場があるのでしょうか、丹頂鶴が近くを飛んでいました。
丹頂鶴はその美しさから、日本や中国では古来から親しまれてきた鳥です。
折鶴、千円札、昔話などで身近なことから、 鶴は日本を象徴する鳥になっています。
2014/07/19 10:39:00
十勝の歴舟川の右岸にある漁港です。
さけ、ます、北寄貝や毛がになどが水揚げされています。
漁港周辺は釣りのポイントだそうで、休日には多くの地元の方で賑わうそうです。
2014/07/19 11:41:10
十勝港は釧路港に代わる十勝の農産品物流の基地として発展することを期待されて建設されました。
しかし、道東自動車道の整備に伴い、十勝の物流は釧路港への依存度が増加しました。
その影響で十勝港の利用は今後も減少すると予想されています。
2014/07/19 12:04:58
フンベの滝は国道336号沿いにあります。
「フンベ」とは、昔付近に鯨が打ちつけられたことからアイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味で名づけられました。
滝の流れは地下水が湧き出したものが、直接道路脇に落下している珍しい滝です。
冬には氷柱となって自然の造形を作り出すそうです。
2014/07/19 13:04:33
国道336号でえりも町に入りました。
襟裳岬までは、まだ約30kmあります。
2014/07/19 13:21:00
国道336号にあるトンネルで延長4,941 mあり、北海道内トンネルで最も長いトンネルです。
5km弱なので、約20分もトンネルの中を走ることになります。
車がトンネルに入ってくると音でわかりますが、追い越されるまでにかなり時間がかかります。
2014/07/19 13:47:37
国道336号線が通称「黄金道路」と呼ばれています。
何故黄金道路なのか、それは「黄金を敷き詰める事が出来る程の巨額のお金を使って作られた道路」だからだそうです。
約7年の工期と当時で約95万円ほどの金額を投入して1934年(昭和9年)に開通しました。
現在の貨幣価値だと60億円程になるそうです。
2014/07/19 14:26:32
蝦夷の開拓時代に、南部藩大型船が難破し多くの遺体がこの浜に流れ着いたそうです。
わずかに生き残った人も、飢えと寒さで亡くなってしまったそうです。
その数が百人を数えたことから、この浜を百人浜と名づけたそうです。
2014/07/19 14:32:52
展望台に上ると360度見渡すことができます。
眼下には百人浜、えりも岬や遠くには日高の山々を一望することができます。
周囲で緑を守るために、はクロマツの植樹が盛んに行われています。
百人浜は襟裳岬と一体となって日本の渚百選に選定されています。
2014/07/19 15:30:42
襟裳岬先端に立つ白亜の大型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
1889年(明治22年)に初点灯され、当時は第1等灯台でした。
第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)に爆撃で破壊され、現在の灯台は1950年(昭和25年)に再建された二代目です。
2014/07/19 15:36:57
日高山脈の最南端で、太平洋に向かって南へ突き出した岬で沖合い7 kmまで岩礁が連なっています。
襟裳岬は日本最大のゼニガタアザラシの生殖地です。
岬に隣接している風の館には望遠鏡も整備されていて、アザラシやラッコの姿を見ることができます。
2014/07/19 15:39:42
襟裳岬は風速10メートル以上の風の吹く日が、年間290日以上もある、日本屈指の強風地帯です。
沖合で暖流の黒潮と寒流である親潮とがぶつかり、濃霧が発生しやすい地域でもあります。
森進一の襟裳岬の歌碑もありました。
2014/07/19 16:52:02
さけ、たら、たこ、毛がに、うにやつぶ、ほっき等の貝類、昆布等が主な漁獲状況だそうです。
日高昆布はよく知られている特産品です。
直売所も併設されていました。