2014年7月5日 糠平温泉から然別湖温泉まで走りました

マーカーリスト

写真レポート


旧幌加駅

2014/07/05 10:16:00

旧幌加駅

旧国鉄士幌線の駅で、1939(昭和14)年に糠平と十勝三股の間に開業しました。
1978年(昭和53年)年に糠平-十勝三股の列車運転が休止され、マイクロバスによる代行輸送となります。
休止後も同区間は名目上は鉄道路線として、幌加駅も十勝三股駅も駅として存続していました。



旧幌加駅

2014/07/05 10:19:35

旧幌加駅

1987年(昭和62年)に士幌線の廃止に伴い廃駅となりました。
駅舎は取り壊されていますが、ホーム、ポイントや線路が残っています。
ホームには保存団体により駅名標が設置されています。
ちなみに、高校生の時に糠平-十勝三股を乗車したことがあります。



第五音更川橋梁

2014/07/05 10:29:35

第五音更川橋梁

国道273号にある滝の沢橋からよく見える大きなアーチ橋です。
10mの無筋コンクリートアーチが連続し、音更川をまたぐ部分には23mのコンクリートアーチが作られています。



タウシュベツ川橋梁

2014/07/05 10:56:35

タウシュベツ川橋梁

士幌線が1939年(昭和14年)に十勝三股まで開通した時に、タウシュベツ川に架けられた橋梁です。
1955年(昭和30年)に糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになりました。
そのため士幌線は湖を避けるように新線が建設され、線路は切り替えらました。
橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿をとどめています。



タウシュベツ川橋梁

2014/07/05 10:59:05

タウシュベツ川橋梁

風のない日には、湖面に橋が映ると眼鏡のように見えることもあり、別名を「めがね橋」の別名と言われています。
古代ローマの遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和しています。
第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つです。
湖の水が多いときは、橋梁が水面下となってしまい見ることができなくなります。
タウシュベツ川橋梁を回るツアーもあるので、参加してはどうでしょうか。
僕は友人と朝のツアーに参加して感動に浸っていました。



旧糠平駅

2014/07/05 12:01:10

旧糠平駅

ホームや駅舎は残っていませんが、駅跡には上士幌町鉄道資料館が建っています。
1987年に廃線になった旧国鉄士幌線の資料が展示されています。
運転席から撮影した士幌線の映像がスクリーンで見られます。



糠平湖遠望

2014/07/05 14:21:30

糠平湖遠望

眼下に糠平湖を見ることができました。
糠平湖は1955年(昭和30年)にできた発電用のダム湖で、人造湖としては北海道で2番目の広さです。
湖の周囲は32kmありますが、東側の林道がほぼ通行止めになっていて一周はできません。



幌鹿峠

2014/07/05 14:45:00

幌鹿峠

ぬかびら源泉郷と然別湖を結ぶ道道85号・通称「パールスカイライン」の頂きに当たり、標高は1081mです。
毎年11月上旬からは冬季期間の通行止めに入ります。



然別湖

2014/07/05 15:54:30

然別湖

然別湖は、大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと道内では最も高い場所にあります。
湖の周囲は原生林(トドマツ、エゾマツ、ダケカンバ)が取り囲み、太古の自然を今に伝えています。
約3万年前の噴火で川がせき止められて出来た「堰止湖」です。