2011年8月20日 高松から徳島へ

マーカーリスト

走行レポート

昨晩は高松の繁華街近くのホテルに泊まりました。
朝、駐輪場に行くと、ツーリング用の自転車がもう一台ありました。
思わず、今日はどこを走るのかなと思ってしまいました。
僕は鳴門の渦潮を見て、徳島まで走ります。

まずは尾島西町を左折して、尾島を一周します。
県道150号線は、ほとんど平坦でした。
道幅は狭い所もありますが、車の量は少なめでした。
長崎ノ鼻近くになると、上り坂になります。

県道から分かれて、長崎ノ鼻にも寄ってきました。
ある程度踏み固められたダートの下りです。
ダートの終点に駐車場があり、そこから岬の突端まで歩いて行って来ました。
江戸時代の砲台の跡がありました。
遠くには小豆島を眺めることができます。
時間があれば海や船を見てノンビリするのもいいのではないでしょうか。

来たダートで県道に戻ります。
少年自然の家までは道幅も狭く、タイトなコーナーもあります。
県道36号線への近道を見つけ、そちらを使いました。

県道36号線は石材の庵治石で有名な庵治町を通ります。
至る所で石の加工が行われています。
そのためか、路上に砂になって積もっている場所もありました。
その砂は庵治港まで続きましした。

江の浜からの県道は細くなり、かなり蛇行しています。
所々キツ目の上り坂もありますが、いいペースで進むことができました。
両側で一車線半も無い所が多いので、オーバースピードに注意が必要です。

塩屋駅からは国道11号で徳島方向に進みます。
途中、志度で平賀源内記念館に寄ってきました。
日本版エジソンとでも言えばいいのでしょうか。
江戸時代の発明家の方です。
実際に当時のを模した機械があって、触ることができました。

更に国道を進み、津田の松原や引田の古い町並みに寄ってきました。
引田は江戸時代に醤油の醸造で栄えた小さな港町です。
当時の醤油や酒、海産物などを積み出した問屋や商家の古い町並みが残っています。
町を進むと醤油の匂いがしました。

播磨灘を左手に見ながら国道を進みます。
櫛木交差点を左折して県道183号線に入ります。
かつての有料道路だった鳴門スカイラインの名称を、そのまま愛称として使われています。
全線にわたって急勾配や急カーブが連続します。
徳島県内屈指のドライブコースだそうで、山と海の素晴らしい景色を眺めることができます。

小鳴門新橋から四方見展望台までは、かなりキツイ上り坂でした。
その坂を上りきったご褒美は、展望台からの景色でした。
大毛島と島田島の間の内海を見下ろせ、少し遠くには大鳴門橋も見ることができます。
四方見展望台からは、下りが大部分でした。
所々上りもあるのですが、惰性で途中まで楽に上れる程でした。

大鳴門の下から、うずしお汽船に乗って渦潮見物と洒落込みました。
高速船は出港して数分で大鳴門橋の下に到着です。
渦を突っ切ったり、渦の中に入ったりしてくれました。
スリルもあり、楽しかったです。
大潮のときが一番いいようですよ。

渦潮見物の後は、鳴門公園周辺に寄ってきました。
孫崎の灯台からは大鳴門橋が良く見れます。
大鳴門橋の橋桁内に作られた海上の遊歩道で渦の真上まで行くことができます。
陸から450m先で45mの高さから展望室のガラス床をのぞけば、渦潮や轟音を体感することができます。
先に船に乗ったためか、迫力は船の勝ちでした。

鳴門公園を後にして県道11号線で鳴門駅に向かいます。
鳴門駅近くから自転車道があるので、駅に寄ればわかるかと思って。
でも考えは甘かったです。
駅前の地図で確認しても、交番で聞いてもわかりません。
仕方が無いので国道28号線を進むことにしました。

すると、鳴門市役所の手前に自転車道あっちと言う標識を発見しました。
もう夕方なので、1時間位自転車道を走ることにします。
自転車道は海に沿っていました。
国道に対してはかなり遠回りとなっています。
でも徳島空港付近で、わからなくなってしまいました。

日没も近づいてきたので、国道で徳島市内に向かうことにします。
途中、徳島IC付近で工事中のため迂回しました。
河川に架かる橋では日本第3位の吉野川大橋を渡ると、今日のゴールまでは少しです。

コース
高松駅-尾島西町-(県150)-長崎ノ鼻-(県150)-尾島東町-(県36)-江の浜-(県36)-
塩屋駅-(R11)-志度-(R11)-引田-(R11)-櫛木-(県183)-鳴門公園-(県11)-
大桑島-(R28他)-徳島空港-(県40)-笹木野-(R11)-徳島駅

走行距離 128.5キロ
同行者  なし
天気   晴れ

写真レポート


高松駅

2011/08/20 07:39:00

高松駅

四国の玄関駅で、四国の鉄道の起点です。
かつては宇高連絡船との接続駅として賑わっていました。
宇高連絡船は、瀬戸大橋線の開業に伴い、1988年(昭和63年)に廃止されました。
利用者数・発着本数共にJR四国管内では最多です。



長崎ノ鼻

2011/08/20 08:24:00

長崎ノ鼻

尾島の最北端にある長崎ノ鼻です。
女木島や男木島を、遠くには小豆島を見ることができます。
また、江戸時代に築かれた砲台の跡があます。



城岬(しろばな)公園

2011/08/20 09:13:00

城岬(しろばな)公園

ここで切り出される庵治石のモニュメントと漁船の公園遊具があります。
旧庵治町は映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地です。



平賀源内記念館

2011/08/20 10:56:00

平賀源内記念館

江戸時代の発明家の平賀源内の記念館です。
資料や足跡を見学や実際に触って体験できるコーナーもあります。



津田松原

2011/08/20 11:45:00

津田松原

3,000本の松が立ち並ぶ松原です。
広さは約10ヘクタール、長さは1kmにおよびます。
砂浜は「日本の渚・百選」にも指定されています。



白鳥神社

2011/08/20 12:38:00

白鳥神社

伊勢で没した日本武尊の霊が白鳥となり飛来したという伝説が残ります。
境内には約十本のクスノキがあり、かおり風景100選に選ばれています。
樹齢約800年、高さ約30mのクスノキもあります。



紀州井筒屋敷

2011/08/20 13:00:00

紀州井筒屋敷

引田の古い町並みにあります。
江戸時代から醤油・酒の醸造を行なっていた商家です。
母屋の見学ができます。



四方見展望台

2011/08/20 15:08:00

四方見展望台

鳴門スカイラインの途中にある展望台です。
内海(うちのうみ)を見下ろすことができる絶景です。



うずしお汽船

2011/08/20 15:25:00

うずしお汽船

観光船で渦潮を見物しに行きました。
小さい船の方がスリルを楽しめることができますよ。
渦のすぐ近くまで行ってくれました。



渦潮

2011/08/20 15:38:00

渦潮

綺麗な渦潮を撮ろうと思ったのですが難しいですね。
大潮時が、特にうず潮の大きい日だそうです。



孫崎灯台

2011/08/20 16:17:00

孫崎灯台

岬への遊歩道を少し歩くと、灯台が見えてきました。
昭和26年12月初点灯の四角い灯台です。



孫崎展望台

2011/08/20 16:24:00

孫崎展望台

孫崎灯台のすぐ先にある展望台です。
大鳴戸橋や周り景色が楽しむことができます。



渦の道

2011/08/20 16:42:00

渦の道

大鳴門橋の橋桁下部に設置された遊歩道と展望台です。
約450mの遊歩道で、渦潮の真上まで行くことができます。
約45mの高さから渦潮を直上から見下ろせます。



鳴門駅

2011/08/20 17:33:00

鳴門駅

高徳線の終着駅で、徳島県の最北端の駅です。
以前は鳴門観光の玄関口の駅だったのでしょうね。
鳴門駅は阿波鉄道の撫養駅として、1928年(昭和3年)に開業しました。
1933年(昭和8年)に国有化され、国鉄の駅になり、1948年(昭和23年)に鳴門駅に改称されました。



吉野川大橋

2011/08/20 18:37:00

吉野川大橋

片側3車線の橋が2本並行建っています。
全長1,137mあり、河川に架かる橋では国内第3位の長さです。
交通量も多く、一日車が8万台、自転車も1,000台の通行があるそうです。