2010年8月21日 釜石から大船渡まで走りました

マーカーリスト

走行レポート

今回の自転車旅は、盛岡駅から宮城県大船渡市まで走ることでした。
去年の10月に青森から十和田湖や安比を回って盛岡駅まで走り、
去年から今年に何度かに分けて大船渡市から仙台駅まで走っているんです。
今日のゴールの大船渡市まで走ると、青森駅から仙台まで一つの線で繋がるんです。
そんなことを考えながらスタートしました。

国道45号線に合流する松原交差点から最初の上りが始まりました。
距離は2キロ位でそれほど長いとは思わないのですが、通行量が多いのが難点です。
この上り坂は釜石大観音が見える先まで続き、一気に平田駅まで下ります。

リアス式海岸を走っているので分かっていることなんですが、何度もアップダウンが続くとちょっと。
トンネルもたくさんありました。
その中でも鍬台トンネルは2305mもあります。
通行量も多いので歩道を走ることにしました。

その後も、アップダウンを何度か繰り返して三陸駅まで進みました。
三陸駅からは県道9号線を進みます。
高低差約100mと50mの上りがあり、それを過ぎると恋し浜駅がありました。
小さな駅舎には、ホタテの貝殻に書かれたメッセージが壁に所狭しとつるされていました。
僕も記念に書いてきました。

駅でかなり休憩して、この先の上り坂に向かいます。
所々10%越えていそうな坂も。
距離は2キロちょっとなんですが、200m弱上る感じです。
そして、綾里駅まで一気に下りますが、道幅が狭いので注意が必要です。

綾里駅から少し走ると、大船渡市街に向けての最後の上りです。
大船渡駅から列車に乗ろうかと考えたのですが、盛駅から乗ることに。
自転車と言う大きな荷物もあるし、始発駅からだと楽かなと思い。
途中の気仙沼駅で快速に乗り換えて気仙沼線経由で仙台まで戻りました。

このルートだと、コンビニはかなり少ないです。
必要の物は釜石市内で調達したほうが無難かもしれません。
飲料水の自動販売機は小さな集落にもありました。

コース
釜石駅-(R45)-三陸駅-(県9)-恋し浜駅-(県9)-盛駅

同行者   なし
走行距離 56.4キロ
天気   晴れ

写真レポート


釜石大観音

2010/08/21 07:05:43

釜石大観音

釜石港を見下ろす鎌崎半島に、観音像が建っています。
高さは48.5mあり、胸元は展望台になっているそうです。



唐丹湾

2010/08/21 07:46:19

唐丹湾

釜石市の太平洋に面していて、V字形に開いた湾です。
1896年と1933年の三陸津波には、大きな被害を受けたそうです。



吉浜湾

2010/08/21 08:23:11

吉浜湾

鍬台トンネルをぬけると、吉浜湾を望むことができました。
吉浜湾は、鮑で有名です。



三陸駅

2010/08/21 09:07:00

三陸駅

国鉄盛線の駅として1973年(昭和48年)に開業しました。
1994年(昭和59年)4月に三陸鉄道に転換されました。
駅舎は三陸町観光センターを併設しています。



恋し浜駅

2010/08/21 09:55:20

恋し浜駅

1985年(昭和60年)10月に開業した、三陸鉄道で一番新しい駅です。
当時は小石浜駅の名称で開業されています。



恋し浜駅

2010/08/21 10:02:45

恋し浜駅

2009年(平成21年)7月に地元のホタテブランドの「恋し浜」の知名度向上と、
ロマンティックな駅名で集客向上を目的に駅名を「恋し浜」に変更しています。
「愛の磯辺 恋し浜」と書かれた駅名標があります。



恋し浜駅

2010/08/21 10:02:10

恋し浜駅

駅の待合室にホタテ貝の絵馬がつるされていました。
貝殻は地元特産のホタテ「恋し浜」の物だそうです。



恋し浜駅

2010/08/21 10:02:20

恋し浜駅

僕も一枚、記念に書いてきました。



綾里湾

2010/08/21 10:46:00

綾里湾

1896年の三陸地震の際、津波の高さは最大38.2mを記録しました。



大船渡湾

2010/08/21 11:32:26

大船渡湾

湾内には小さな港が多くありました。
1959年に重要港湾に指定され、大型漁船も停泊しています。



盛駅

2010/08/21 11:56:01

盛駅

今回の自転車旅のゴール地点の盛駅です。
ここから輪行して仙台に向かいます。