2010年7月17日 鳥取から香住まで走りました

マーカーリスト

走行レポート

当初の計画は、前日から走る予定でした。
急な仕事が入り、休みを変更することに。
宿や飛行機に余裕があったようで、そちらの変更はスムーズにできました。
三連休だったので、少し心配だったのですが。

自転車は先にサイクルヤマト便で鳥取空港前センターに先に送っていました。
鳥取空港から歩いて10分位の所にセンターはありました。
自転車を受け取り、センターの横で組み立てます。
でも、通る車も多く、その都度変な目で見られている気がしました。

9時前にスタートします。
まずは鳥取砂丘に向かいます。
国道を使うと近いのですが交通量も多く、この先はバイパスになるので県道を使いました。
途中コンビニに寄り、水分を購入をします。
この日から暑い日が続くそうで、かなりの量を買い込みました。

砂丘センターに自転車を置き、リフトで砂丘に向かいました。
鳥取砂丘には25年上前にも自転車で来たことがあるんです。
その時の記憶として残っているのは、広い砂場だと言う位だったのでは。
では、今回は?
やっぱり、スゴク広い砂場でした。

砂丘センターに戻り、梨のソフトクリームを食べてから、先に進みます。
県道319号線は途中から道幅が狭くなりますが、車も少なく快適に走れました。
岩戸海水浴場の先から駟馳山峠に向けての上り坂が始まりますが、それほどキツクはありませんでした。
峠を一気に下り、網代漁港から浦富海岸に向かいます。
アップダウンが続きますが、綺麗な海岸線が目を楽しませてくれました。

浦富海水浴場から国道178号線を少し走り、高浜駅方向に進みました。
駅を過ぎると県境過ぎまで上りが続きます。
暑さもあり、途中でへばっていました。
県境を越えると、何度かアップダウンを繰り返し浜坂の町に入りました。
浜坂港近くで遅い昼食を取りました。

昼食後、県道260号線で三尾に向かいます。
三尾までに、キツイ上りが2ヶ所ありました。
勾配は10%を越える所も。
気温も高く、何度も水分補給しながら上っていました。
但馬御火浦の石碑が見えると、三尾の集落まですぐです。

三尾から林道三尾御崎線を進みます。
林道と言っても全線舗装されています。
集落から1km位で不老の水があるのですが、そこまで何分かかったのか。
何回も休憩して、ようやく到着しました。
水を十分補充して先に進みますが、まだ上りは続きます。

ようやく下り坂と思ったら、また上りが出てきました。
林道の開通記念碑が見えてきたので、そろそろ下り坂かと思ったら大きな間違いです。
上りは餘部灯台まで続きました。
御崎○キロと表示板があるので、それを見ながら走るといいかもしれません。
でも、かなりキツイです。
餘部灯台は、日本で一番高い場所にある灯台だそうです。

灯台から餘部橋梁までは一気に下ります。
道幅は狭く、カーブのキツイ所もあるので、スピードの出しすぎに注意が必要です。
餘部橋梁は前日で運行を終了してしまっています。
本来なら、その最終日に来ようと思っていたんです。
まさか、解体工事中に走るとは思ってもみませんでした。

餘部橋梁でかなりの時間写真を撮っていました。 今日の宿の香住までは、あと少しです。
鎧駅入口交差点の先のトンネルまでの上りを頑張ればゴールです。

鳥取市内にはコンビニはありますが、それ以外はほとんど見ることはありませんでした。
自動販売機は多くの場所で見ることができます。
しかし、林道三尾御崎線にはありません。
食料や飲料水は、最初から持って行った方がいいかもしれません。
トイレは観光地にはありますが、それ以外はありませんでした。

コース
鳥取空港入口-(県264)-鳥取商業高校-(県318)-覚寺-(県265)-鳥取砂丘-
(県319)-岩戸-(R9)-駟馳山峠-(R178)-大谷-(県294・27)-網代漁港-
(県155)-浦富海岸-(R178)-東浜駅-居組-(R178)-浜坂漁港-(県260)-
三尾-(林道三尾御崎)-餘部駅(R178)-香住

走行距離  67.5キロ
同行者    なし
天気     晴れ

写真レポート


砂丘センター

2010/07/17 09:49:47

砂丘センター

砂丘までリフトで行くことができます。
ドライブインには、梨のソフトクリームがありました。
美味しかったですよ。



鳥取砂丘

2010/07/17 10:00:42

鳥取砂丘

広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘で日本三大砂丘の一つです。
日本で2番目の広さを誇っています。
東西約16km、南北約2kmに広がっています。
中心部分の面積は、約550ヘクタールです。
最高で90メートルほどの高低差があります。
1955年に国の天然記念物に指定されました。
また、2007年には日本の地質百選に選定されています。



浦富海岸

2010/07/17 11:47:07

浦富海岸

山陰の松島と呼ばれるている景勝地です。
日本の渚百選や平成にっぽん観光地百選に選ばれています。
海の透明度は高いそうです。
遊覧船やシュノーケリングなどで日本海を楽しむことができます。



浦富海水浴場

2010/07/17 12:04:17

浦富海水浴場

浦富海岸周辺の東部には遠浅の砂浜が広がっています。
5つの海水浴場があって、夏は多くのお客さんでにぎわいます。



県境

2010/07/17 12:45:34

県境

今回のツアーの2県目の兵庫県に突入します。
アップダウンが続く所に県境はありました。



但馬御火浦

2010/07/17 15:05:02

但馬御火浦

香住海岸西端から浜坂海岸東端の約8kmの岩礁海岸。
御火浦という地名は、漁火に由来するとされています。
日本海の荒波により彫刻された断崖絶壁が続きます。
1934年に国の名勝及び天然記念物に指定されています。



但馬御火浦

2010/07/17 15:06:12

但馬御火浦

「三尾大島」と呼ばれる島です。
ここを中心に、変化に富んだ景色が多く残ります。
この地域は地質学の宝庫として、学術的にも注目されています。



不老の水

2010/07/17 15:45:12

不老の水

ここまで来るのに何度休憩したことか。
もういいだろうと思う位上って「不老の水」を見つけました。
冷たくて美味いです。
頭から水を浴び、沢山飲みました。
でも、まだ上が続きます。



林道三尾御崎線開通記念碑

2010/07/17 16:09:52

林道三尾御崎線開通記念碑

昔の三尾と御崎へは、人ひとりがやっと通れる程度の山道でした。
景勝地を観賞できる観光道路を兼ねた林道建設が計画されました。
18年の歳月をかけ、昭和63年3月に完成しました。
この碑は、その完成を記念して建てられました。



餘部埼灯台

2010/07/17 16:57:32

餘部埼灯台

地元の人は御崎灯台と呼んでいます。
日本一高い場所(標高284m)にあります。
また、光り到達距離が日本一(約73km)でもあります。



餘部橋梁

2010/07/17 17:18:02

餘部橋梁

一日前まで列車が通っていた餘部橋梁
今日から解体工事が始まりました。
まさか解体工事初日に走るとは思ってもいませんでした。



餘部橋梁

2010/07/17 17:37:47

餘部橋梁

餘部橋梁を最初に下から見たのは四半世紀以上前。
それも自転車ででした。
まさかその鉄橋を解体している姿を自転車で通るとは。
見ていて涙が出てきてしまいました。
また、昭和の素晴らしい物が消えていきます。
ありがとう餘部橋梁!さようなら餘部橋梁!